こんにちは、傳兵衛です。
現在12月ですが、来年7月にアマチュア無線局の免許状が有効期限を迎えます。
そこで、手軽に、しかも申請手数料が安い 「 総務省 電波利用 電子申請・届出システム Lite 」を使って再免許申請を行うことにしました。
現在の免許状の内容をそのまま引き継いで申請するなら、とても簡単です。
入力する項目は、無線局免許状に記載されている 「 免許の番号 」位で、あとはラジオボタンで選択項目を選ぶだけです。
それでは説明していきます。
目次
はじめに
アマチュア無線の再免許の申請期間は、総務省のホームページから引用すると、次の通りです。
免許の有効期限満了前1ヶ月以上、1年を超えない期間内に、免許の有効期間が1年以内の無線局は免許の有効期間満了前1ヶ月までに行う必要があります。
つまり、免許の有効期限まで1年を切り、有効期限まで1ヵ月以上の余裕(残り期間)があれば、申請できるそうです。
ここで注意点です。
この再免許申請期間を過ぎてしまうと(有効期限まで1ヵ月を切った場合も同じ)、再免許申請ではなく、新たに開局する開局申請となります。
開局申請は申請手続きも煩雑になり、申請手数料も高額になってしまいます。
さて、再免許の申請方法ですが、
・書面申請(3,050円)
・電子申請(1,950円)
の2通りがあります。()内は申請手数料です。
これを見て、電子申請を選ばない理由はありません。
わたしは、申請手数料を見て、迷うことなく電子申請を選びました。
但し、総務省 電波利用 電子申請・届出システム Lite を利用するには、事前の準備(ユーザ登録)が必要です。
今回は、その方法は割愛しますが、システムを使おうと思ったその日にユーザ登録が完了するわけではありません。
ユーザIDと初期パスワードは、後日ハガキで郵送されてきます。
総務省 電波利用 電子申請・届出システム Lite 初心者向けホームページへは、こちらから。
ログイン
ユーザ登録が完了し、ユーザIDとパスワードが手元にあるとして、説明していきます。
まずは、システムへのログインです。
総務省 電波利用 電子申請・届出システム Lite へは、こちらから。
画面右上の『 ログイン 』ボタンをクリックします。
「 ユーザID 」と「 パスワード 」を入力します。
『 ログイン 』ボタンをクリックします。
『 再免許申請 』タブをクリックします。
再免許申請
今回のわたしの申請は、繰り返しになりますが、現在の無線局免許状に変更点はなく、同じ内容で再免許の申請を行う場合の説明です。
まず、タブが開いたら、手順3の『 申請・届出 』ボタンをクリックします。
画面が切り替わります。
現在の無線局免許状を手元に用意します。
現在の免許状の内容を、そのまま引き継いで新しい無線局免許状を再免許申請するだけなら、無線従事者免許証の番号は不要です。
『 はい(登録へ進む)』ボタンをクリックします。
アマチュア無線局免許の有効期間を確認し、再免許の申請可能期間であれば、『 新たに再免許申請を開始する 』をクリックします。
申請者情報に変更がないので、『 変更はない(又は別途、変更申請(届出)提出済み) 』ボタンをクリックします。
無線局事項書及び無線設備の工事設計の内容について変更がないので、『 変更はない(又は別途、変更申請(届出)提出済み) 』ボタンをクリックします。
今回再免許の申請を行う無線局免許状に記載されている「 免許の番号 」を入力します。
『 次へ 』ボタンをクリックします。
入力した内容を確認していきます。
希望する免許の有効期間を選択します。
特別な事情がない限り、普通の人は最大有効期間を希望すると思います。『 最大有効期間(5年)を希望 』ボタンをクリックします。
欠格事由の有無も、大多数の人は『 無 』に該当すると思います。
わたしの場合は、電波利用料は一括で前納を希望しました。『 前納を申し出る 』ボタンをクリックします。
前納期間は『 無線局の免許の有効期間まで 』ボタンをクリックします。
申請手数料額を確認します。
免許状の受取方法を指定します。
受取方法には3種類ありますが、わたしは自分の宛名を書き、切手を貼った(返信用)封筒(いわゆるSASE)を別送する方法を選んでいます。
詳細は別ブログで紹介します。
『 返信用封筒別送 』ボタンをクリックします。
『 次へ 』ボタンをクリックします。
内容を確認します。
問題なければ『 送信 』ボタンをクリックします。
申請が完了すると「 お問い合わせ番号 」が表示されるので、番号を控えておきます。
後日、免許状返信用封筒に記入する必要があります。
今回の申請内容は、将来の変更申請(届出)や廃止届などに再利用できます。
『 入力内容を保存する 』をクリックして、保存しておきます。
くれぐれも、保存した場所(フォルダ名)やファイル名を忘れないように注意しましょう。
おわりに
これで「申請完了」です。
つぎのステップは「総務省による審査」になります。
審査が完了すると、「申請手数料の電子納付」になるわけですが、今回は申請手数料電子納付の依頼メールが約1週間で送付されて来ました。
「申請手数料の電子納付」については、別のブログで紹介します。
下の「 関連ブログ 」へのリンクからどうぞ。
免許状等返信用封筒の送付方法を説明した総務省のホームページへのリンクは、こちらから。
この情報がみなさんのお役に立てれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。