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【ネット証券】楽天証券はシニアにもメリットはあるか?

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こんにちは、傳兵衛です。

 

以前、ネット銀行について、その特徴とメリットを紹介しました。

ポイントは、メガバンクと比べ、手数料の安さと金利の高さでした。
興味のある方は、下記のリンクから参照してください。

 

今回は、「ネット証券」について、現在わたしが利用している「楽天証券」を例にメリットを紹介していきます。

 

 

はじめに

初めての証券会社は

わたしが初めて証券会社を通じて投資を始めたのは、今から約30年位前のことです。

そのころは、今と違い、証券会社というと金儲けが目的の一部の人のための会社、というイメージが強く、また証券マンの不祥事・犯罪の報道も多くありました。

 

そこで、わたしは、小さな証券会社ではなく、大手の証券と取引を始めることにして、野村證券に口座を開設しました。

 

しかし、わが街には支店がなく、不便だな、と思いつつ隣街まで出かけて行ったことを覚えています。

その後は野村證券もオンライン取引も充実してきて、少し前まで、ずっと野村證券一社との取引でした。

 

楽天証券を選んだ理由

実は、ネット証券会社である楽天証券を選んだ理由は、ネット証券のメリットを調べて選んだ訳ではありません。

 

スタートは、楽天市場での買い物の楽天ポイントのアップのためで、最終的に楽天証券に行き着いた、ということです。どういう事かと言うと、

楽天市場での買い物で、少しでも多く楽天ポイントを還元してもらうには、楽天カード(クレジットカード)の利用が必須です。

しかも、引き落とし口座を楽天銀行にします。

どうせ楽天銀行に口座を開設するなら、少しでも金利を高く、と思うのは誰でも同じでしょう。

楽天銀行と楽天証券の口座を連携(マネーブリッジといいます)させると、税引き前普通預金金利が0.10%になるというではありませんか!
これは、メガバンク普通預金金利のなんと100倍です。

 

そこで、楽天銀行に口座を開設するのと同時に、楽天証券にも口座を開設し、口座を連携させました。

 

あとで知った言葉ですが、こうしてわたしも「楽天経済圏」の仲間入りをしました。

 

ネット証券がお得な理由

手数料の安さ

前置きが長くなり、順番が逆転している様ですが、一般的なネット証券のメリットは、ネット銀行のメリットと同様に、手数料の安さです。

 

ここでは、一般的シニアのケースを考え、国内株を現物取引した場合の手数料の比較を、国内証券最大手「野村證券」とネット證券「楽天証券」で比較してみましょう。

手数料は、2020年8月現在のそれぞれの証券会社のホームページに掲載されているものを抜粋しました。約定金額欄はお互いの限度に合わせ追加しました。

野村證券については、オンライン専用支店のオンラインサービスでの取引手数料です。

 

ネット証券である楽天証券の手数料の方が優位であることが、一目瞭然です。
特に約定金額が大きくなると、差は大きく広がります。

 

投資は自己責任

もう一つは、ネット銀行のメリットでも述べましたが、積極的に証券マンのアプローチがない点です。

 

これをデメリットとしてあげる人もいますが、窓口対応はいい様で、結局は営業トークです。全員がそう、とは言いませんが、証券マンが第一に考えることは、自分の営業成績です。
投資は自己責任です。自分でしっかり勉強して、金融商品をじっくり選ぶことです。

下調べもなく、ふらりと証券会社の窓口に行って相談というのでは、相手からは、いいカモが来た、と思われているかも知れません。

 

楽天証券のメリット

はじめにで紹介した、楽天銀行からのメリットではなく、楽天証券からみたメリットにつて述べていきます。

 

マネーブリッジとスイープ

これは楽天銀行の口座と楽天証券の証券口座を連携するサービスです。
楽天銀行と楽天証券の双方向で、手数料無料で、お金の入出金が出来ます。(マネーブリッジ)

しかも、楽天証券で金融商品(例外あり)を購入するときに、楽天証券に現金の残高がなくても、商品を注文すれば代金は自動的に楽天銀行の口座から支払われます。(スイープ)

いちいち取引前に送金する必要がなく、とても助かっています。

 

楽天ポイントプログラムが充実

楽天証券での取引(例外あり)でも楽天ポイントが貯まります
貯まったポイントは、楽天市場やその他のお店で使うことが出来ます。

また逆に、楽天市場やその他のお店で貯めた楽天ポイントで、国内株や投資信託を購入することが出来ます。

楽天カードでも投資信託を購入できるので、ここでもポイントが貯まります。

 

手数料が安い

先程は、実店舗持ち証券会社との手数料の比較でしたが、他のネット証券の手数料と比較しても、楽天証券の手数料の安さはトップクラスです。

手数料の安い金融商品も多く、多くの選択肢の中から自分に合った金融商品を選べるのも魅力です。

 

ただ、為替手数料については、ライバルの住信SBIネット銀行・SBI証券連合の方が有利です。

 

取引ツールがカッコイイ

これは個人的な感想ですが、取引ツールの画面がカッコイイです。

ネット証券なので、パソコン・スマートフォンどちらからも取引できますが、特にパソコン用トレードツール、「マーケットスピード」がカッコイイです。

わたしはMacユーザーなので未経験なのですが、Windowsユーザー用の「マーケットスピードⅡ」は更に機能を高めた高機能ツールで、それを無料で利用できます。

「MARKETSPEED for Mac」のスクリーンショットです。

 

まとめ

ネット証券への移行は、ネット銀行と違って、持っている金融商品を今すぐ売って、という訳にはいきません。

しかし、手数料の安さや利便性を考えると、今から口座を開設しておいて、必要の都度、ネット証券を利用していく、というのもありだと思います。

 

繰り返しになりますが、分からないから証券マンに相談するのではなく、自分の判断で金融商品を選び、購入する。分からなかったら、無理して購入しない。雰囲気に流されない、ということが大切だと思います。

 

皆さんの資産形成と節約のお役に立てれば幸いです。

 

 

 

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