こんにちは、傳兵衛です。
今回は、ガラスと鏡でキラキラに装飾された寺院、タイ北部ウタイタニー県にある ワット・チャンタラーム(ワット・タースン)の紹介です。
そして、2つ目は、同じくタイ北部ピッサヌロークにある ワット・プラシー・ラタナ・マハタート(ワット・ヤイ)の紹介です。
ここの仏像は「タイで最も美しい」と言われています。
目次
はじめに
2つのお寺を少し詳しく紹介していきます。
まず、1つ目の「ガラスの寺院」がある場所は、バンコクから北へ220km、車で約3時間のウタイタニー県にあります。
お寺の名前は、ワット・チャンタラーム(Wat Chantharam:วัดจันทาราม)または、ワット・ター・スン(Wat Tha Sung:วัดท่าซุง)と言います。
会社の通訳女史によれば、ワット・チャンタラームが正式名称で、ワット・ター・スンは愛称みたいなものだとか。
注意点は、参拝時間です。事前予約制の「瞑想のための時間」が設定されていて、一般の人はその時間は参拝出来ません。
9:00ー11:45 参拝可
11:45ー14:00 瞑想の時間(参拝不可)
14:00ー16:00 参拝可
また、コロナ対策が厳しいお寺でした。
多くの関係者が、手洗い、検温、アプリ登録確認まで、しっかりチェックしています。
滞在時間は約50分間でした。
次に、2つ目の寺院である、「タイで最も美しい仏像がある寺院」は、先述のガラスの寺院から、車で北に約2時間半の ピサヌローク にあります。
お寺の名前は、ワット・プラシー・ラタナ・マハタート(Wat Phra Sri Rattana Mahathat:วัดพระศรีรัตนมหาธาตุ)で、愛称で ワット・ヤイ
(Wat Yai:วัดใหญ่)と呼ばれています。
この寺院については、いつものタイ国政府観光庁の公式HPに記載がありましたので、引用させて頂きます。
スコータイ王朝の中心都市ピッサヌロークにあるワット・プラシー・ラタナー・マハタート寺院は「ワットヤイ」の呼称で親しまれ、タイで最も美しいといわれる仏像があります。スコータイ王朝以来の長い歴史を持つ歴史的に貴重な寺院です。
滞在時間は約30分間でした。
どちらのお寺にも共通するタイの寺院参拝の一般ルールは次の通りです。
・肌は露出しない。半ズボンも避ける。
・土足厳禁
・飲食禁止
・ペットは持ち込まない。
・騒がない
・帽子はとる
ワット・チャンタラーム
それでは、ガラスの寺院 を紹介していきます。
この寺院は、実は大きな寺院で、複数の建物が集まっています。
ここのお寺は王室と関係が深いそうです。
タイ人同僚によれば、前国王ラマ9世の先生だったお坊さんのお寺だとか。
立派な王族の肖像画が飾られています。
先述した通り、事前予約制の「瞑想の時間」があり、その時間帯(11:45-14:00)は一般人の参拝不可です。
ここが、入口です。
立木が南国の雰囲気を出しています。
ここまでは、いつものお寺と同じだろ、とお寺の外観から高を括っていました
厳格なコロナ対策の、いよいよお寺の中に入ると驚きました。
ナンジャこりゃ!です。
ガラスや鏡がキラキラの柱もスゴイですが、天井のシャンデリアはホテルのロビーの様です。
こんなのが、100m続いているそうです。
そして、これがご本尊です。
お寺の中は、以外と暗く、キラキラしているので、同じ仏像を写真に撮っても、雰囲気が色々変わってしまいます。
腕前が未熟だ、という事でしょう。
写真は難しいけど、だから面白いんですね。
仏舎利塔もピカピカです。
このお寺、ワット・チャンタラーム(ワット・タースン)は王族とゆかりのあるお寺だけあって巨大です。
このガラスと鏡の寺院を出て、別の建物に向かいました。
この建物(寺院?)の内部もとても綺麗です。
はっきり言って、このお寺は他のお寺と比べて格が違う、と言うのが感想です。
ぜひチャンスを作って、見に行くべきお寺と言えます。
ワット・プラシー・ラタナ・マハタート
それでは、2つ目の寺院の紹介です。
タイで最も美しい仏像がある寺院、ワット・プラシー・ラタナ・マハタート(ワット・ヤイ)です。
参拝した時間帯(13時頃)にもよるかも知れませんが、前述のワット・チャンタラームより多くの人出でした。
これが目的のお寺を表す看板です。
とても立派です。
これが美しい仏像です・・・嘘です。
ごめんなさい。でも、この像もお寺の中にありました。
この寺院には花がたくさんありました。
タイ名 バーンブリールアン, 和名 アリアケカズラ(有明葛)です。
さあ、仏像を拝しましょう。
本堂に入ります。
タイで最も美しい仏像です。
多くの人が熱心にお祈りしているので、仏像には近づき難かったです。
近くでよく見れなかったので、後方から写真を撮っていると、係員に注意されました。
撮影禁止かと思えば、タイ人同僚は平気で写真を撮っています。
聞くと「写真は座って撮らないとダメ!」と教えてくれました。
先程の係員が指差して注意した先のポスターはタイ語なので分からなかったのですが「写真は座って撮る」みたいなことが書いてある様です。
アユタヤのワット・マハータートの木の根に取り込まれた仏像を撮影した時もそうですが、写真撮影は可能でも、写真は座って撮る がルールの様です。
何故かと言うと、仏像を見下す様になってしまうからでしょう。
本堂の後ろの建物は、ガイドブックによれば、高さ36mのクメール様式の仏塔だそうです。
お土産に、ペンダントにするお守り(プラー)を1つ買いました。
おわりに
わたし達は、アパートのあるシラチャ からスコータイに向かう途中で、この2つの寺院に寄り道しました。
寄り道は、タイ人同僚のリコメンドでしたが、今回は正解でした。
特に、ワット・チャンタラーム(ワット・タースン)は、今までに見たことのないガラスと鏡のキラキラ寺院でビックリしました。
ガイドブックでは紹介されておらず、まさに穴場と言えるでしょう。
この寺院は、王族もよく来られるのか、途中の道がよく整備され、非常にスムーズな路面でした。
また、沿道には多くの花が植えられ、とても綺麗でした。
シラチャ からはもちろん、バンコクからも距離がありますが、ぜひ訪れていただきたい寺院です。
この情報がみなさんのお役に立てれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。