こんにちは、傳兵衛です。
日本からの出張者が、新型コロナウイルス対策の2週間隔離生活が終わったので、出迎えにバンコクまで行きました。
彼はバンコク観光をした事がないと言うので、ワット・ポーとワット・アルンという定番観光スポットを案内してきました。
コロナ禍での最新情報も含め、お寺の様子をお届けします。
目次
はじめに
わたしは、ワット・ポーもワット・アルンも、複数回行っています。
今回の第1の目的は、出張者の観光案内ですが、それ以外に、
・花の写真を撮る
・プラクルアンを購入する
というわたし個人の目的もありました。
プラクルアンについては、後述します。
ワット・ポーとワット・アルンの基本情報は、わたしの別のブログを参照してください。
みなさん、気になっているでしょう、ワット・アルンの何が大変なのか・・・
そうです。
コロナ禍前は、ワット・アルンの外国人拝観料は50バーツでしたが、今回行って見ると、2倍の100バーツになっていました。
しかしワット・ポーと同様に、320mlのお水ボトルが付いてきますが・・・
もう1つは、思いのほかワット・アルンの花の数が多いことでしたす。
後半は、わたしの撮影した花写真を紹介します。
どちらのお寺も、外国人観光客らしき人はほぼゼロでした。
駐在員らしき日本人の家族やグループを数組見ただけでした。
プラクルアンとは
プラクルアン(Phra Kruang(พระเครื่อง))とは、簡単にいうと『お守り』のことです。
通常は略して「プラ」と呼びます。
日本のお守りと同じく、携帯したり身につけることで、危険から守ってもらう、更には幸運を呼び込む、と信じられています。
わたしも、タイ人の友人から「プラ」をもらったので、ペンダントトップに加工してもらいました。プラスチックのケースに入れてもらって工賃は150バーツ(紐は別料金)でした。
プラは、土製のプレートや金属のメダルに仏像や高名な僧侶、歴史上の人物などが描かれています。
プラはどこで購入できるかと言うと、お寺の境内の販売所で、そのお寺オリジナルのものが販売されています。値段はピンキリで、数百バーツから数千バーツのものまである様です。
素材によって、値段が違う様です。
また、プラは有名なお寺のものや、高僧が作ったもの、古くアンティーク的価値のあるものなど、プラのマーケットがあり、数百万バーツの取引もあるとか。
しかも、ニセモノも多いそうなので、わたし達は近寄らない方が無難でしょう。
わたしは、訪れたお寺のプラを記念に買い求める程度にしています。
ワット・ポー
観光客なら必ず訪れる定番観光スポットです。
タイ人にとっては信仰の場で、お祈りをあげている人も多いです。
巨大な寝釈迦仏で有名なお寺です。
拝観料は200バーツで、冷たいミネラルウォーターが寝釈迦仏入口の広場でもらえます。
プラは、寝釈迦仏が描かれているものを選びました。260バーツだったと思います。
お寺の入口では、アルコール消毒、検温、名前と連絡先(電話番号)を記入させられます。
いつもこの石像の写真を撮ってしまいます。
ネットで調べると、中国製の石像で、船のバラストとして使用され、タイに到着後にお寺に設置されたそうです。
こちらの仏塔も有名です。
ワットポーで撮影した花写真はこれ一枚だけです。
Googleレンズ曰く、『デンドロビウム ビギバム』だそうです。
Wikipediaによると、
東南アジアを中心に世界各地に広く分布している多年草。
非常に多くの原種があり、一般に知られるデンドロビウムとは印象がずいぶん異なるものも多数にのぼる。
とても綺麗でした。
「よっ・・・と」
ワット・アルン
チャオプラヤー川を渡って、ワット・アルンに向かいます。
拝観料は100バーツで、コロナ禍前から2倍に値上げされました。
チケットの右側にあるのは、このワット・アルンの「プラクルアン」の1つです。
今回は、粘土(?)で作られたものを選びました。300バーツでした。
「プラ」の販売所のおじさんに、『これをポケットにねじ込んだりしてはいけない。バッグに丁寧に入れて帰りなさい。』みたいなこと(多分?)を言われました。
タイ人の友人からも、「プラ」の保管は、なるべく高い棚の上に置く様に、と言われました。
チケット購入時にお水をもらいましたが、こちらは常温のミネラルウォーターでした。
このお寺の見どころは、美しい仏塔です。
青空に映える白い仏塔は本当に美しいものでした。
しかし、今回の個人的な訪問の目的は、「プラクルアンの購入」と「花の撮影」です。
花の紹介をしていきます。
まずは、睡蓮(スイレン)です。
タイの多くのお寺には、この様な紫色の睡蓮と、真っ白な睡蓮の2種類があります。
もちろん、ワット・アルンにも真っ白な睡蓮がありました。
次の花は、中木に咲いていたもので、しっかりアップで撮る事が出来ませんでした。
そのためGoogleレンズでも、名前がわかりません。
南国らしい花ですが、残念です。
次の花はランの一種の様ですが、詳細は不明です。
Googleレンズでは「セッコク属」と紹介されます。
こちらの花は、赤が鮮やかな「サンタンカ」( Jungle geranium )と思われます。
イクソラコクシネアでもヒットし、南インドやスリランカが原産の開花低木です。
わたしの好きなバーンブリールアン(アリアケカズラ)とのコラボもありました。
この花は、Googleレンズでは「ボタン」と出ますが、葉っぱが違うみたいです。
ランの仲間でしょう。
これも南国らしい花ですね。
最後に、清楚な感じの花で締めくくります。
White Wrightia Antidysenterica(セイロンライティア)と言う名前の様です。
おわりに
最初、ワット・アルンの外国人拝観料が2倍になっていたのに驚かされましたが、もっと驚いたのは、ワット・アルンの花の数です。(撮影に失敗した花も多くあります・・・)
ワット・ポーより圧倒的に多いのではないか、と思います。
ワット・ポーもワット・アルンも3回目の訪問だったので、今回は視点を変えて、タイのお守りプラクルアン(Phra Kruang(พระเครื่อง))と花の写真撮影をご紹介しました。
コロナ禍で外国人観光客がほぼゼロの今、駐在員の特権を活かして、じっくりお寺見物はいかがでしょうか?
今回の情報が皆さんのお役に立てば嬉しく思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。