こんにちは、傳兵衛です。
タイ駐在者はもちろん、観光で訪れた人も必ず行く、市場の総本山・バラマキ土産の殿堂 チャトチャック市場に行って来ました。
この市場は、今まで紹介してきたナイトマーケットとは異なり、メインの来場者は観光客つまり外国人です。
しかし、新型コロナウイルスの影響で観光客がほぼゼロのいま、その様子も含めて、チャトチャック市場の魅力とバラマキ土産についてレポートします。
目次
はじめに
まずはいつもの様に基本情報から。
営業時間と行き方
チャトチャック市場はウイークエンド・マーケットと言われる巨大市場です。
週末のみの(一部金曜日も)営業なので、特に観光客の方はスケジュールに注意が必要です。
土曜日・日曜日 8:00〜18:00(日曜日は早じまいも店も)
最寄り駅は、MRT カムペーン・ペットKamphaeng Phet駅下車 2番出口からすぐ
他に、BTSスクンビットSukhumvit線 モーチットMo Chit 駅から徒歩5分ほど
注意点
注意点は、コロナ禍で観光客は減ったとはいえ、観光客を狙った犯罪への注意が必要です。貴重品の管理には怠りのない様に!
それ以外にアドバイスとして、
・市場の地図を持って行く
・朝9時までには入場する
・買おうか迷ったら、即買う
・電化製品はダメ
・必ず値切る
少し詳しく説明します。
市場の地図を持って行く
行けばわかりますが、何しろ巨大市場で、しかも小さなお店がいくつも複雑に入り組んでいます。
市場の中は、いくつかのセクションに分かれています。
そのセクションは、タイ雑貨がメインのセクションとか、衣料品・アクセサリーがメインのセクションなどにグルーピングされています。
実際は、厳密に扱う商品がセクション毎に別れているわけではありませんが、いまいるセクションから別のセクションに移るとき、地図があると迷うことなく移動出来ます。
ちなみに、地図にお店の名前は出ていません。
また、チャトチャック市場のアプリがApp Store や Play ストア からダウンロードできます。
アプリの名前は「Chatuchak Guide」ですが、あまり評価は高くありません。
しかし、地図を忘れた時にあると便利です。
朝9時までには入場する
コロナ禍前は、何しろすごい観光客の数でした。
大勢の観光客が来場する前に、早め、早めに回るのが鉄則でした。
しかし今は、あの頃が嘘の様に、寂しいくらいの人出です。(写真は土曜日午前10時半)
だったら、そんなに早く行かなくても、と思うかもしれませんが、早め早めは、暑さ対策でもあります。
冷房の効いたお店は、ほぼ無いに等しいです。
屋根付きのマーケットですが、建物の中は蒸し暑くなります。
買い物は2時間、頑張って3時間が限度かと思います。
早い涼しい時間に、効率よく買い物をしましょう。
買おうか迷ったら、即買う
「これイイな、でも他のお店も見てから・・・」とその場を離れると、まず戻ってくることは出来ません。
大げさな話ではありません。本当にそうなのです。
ですから、「これイイな」と思ったら、その時その場で、即買うことをお勧めします。
どうしても、後で戻って来たいときは、お店の番地をスマホで写真に撮りましょう。
そして地図を頼りに、番地からお店を見つけることが出来ます。
上の写真の様に、通路の上とかお店の入口の上に、番地が書いてあります。
この場合は、Section 17 Soi 9/6 という番地です。
電化製品はダメ
タイの家庭の電圧は220Vです。
日本はご存知の通り100Vですから、どんなに気に入った照明でも、日本ではお店の雰囲気は出せません。コンセントも違うかも知れません。
残念ですが、諦めた方が無難です。
必ず値切る
購入する商品の価格にもよりますが、値切ってみましょう。
この市場は、英語で「ディスカウント、デイスカウント」と言えば通じます。
わたしは、100バーツ以上の買い物は、ダメ元で値切ってみます。
相手が露骨にイヤな顔をした時は諦めます。
バラマキ土産を買う時は、10個位買う時も、「3個買うからデイスカウントして」と言います。
少し安くなったところで、「9個買うから端数をまけて」と言ってみます。
うまくいかない方が多いですが、楽しいです。
タイの友人は「売る方も、買う方もハッピーなら、それが一番」と言います。
わたしは関東人なので、日本ではほとんど値切って買い物をしたことがありません。値切るのは車を買う時くらいです。
このマーケットでは、本当に楽しく買い物をしています。
バラマキ土産を買う
ここからは、写真を中心に定番のバラマキ土産を紹介していきます。
ヤードム
タイ人御用達の嗅ぎ薬が「ヤードム」です。
多くのタイ人は、リップクリームの様な容器に入ったメンソールを嗅ぐ事で、気分転換を図っている様です。
わたしの日本の友達でヤードムを知っているのは、1〜2割でした。バラマキ土産で、結構盛り上がりました。
今回はお店で写真に撮るのを忘れたので、手持ちのものを撮影しました。
嗜好品なので好み次第ですが、個人的には左端のものが好きです。
右端は入れ物が豪華に見えます。
中央奥の様に、5〜6個で100バーツ前後だと思います。100バーツ以下なら即買いです。
お香とキャンドル
仏教の国だからか、あちこちで見かけます。
好き嫌いもあるので、相手を選んで買った方がいいかも。
石鹸
単純なフルーツの形のものから、今回は見かけませんでしたが、精巧に花を形取ったものまで色々あります。
形だけでなく、香りの置物にもなります。お香より幅広く喜ばれると思います。
トートバッグ
これもお友達の好み次第ですが、余程派手でなければ、普段使いのエコバックになりそうです。
ペンジャロン焼とセラドン焼
タイを代表する2大焼きもの。バラマキ土産には向かないかもしれないけど、金ピカ派のペンジャロン焼にするか、ちょっと地味なセラドン焼にするか・・・旅の記念の自分用。
ドライマンゴー
シニア世代への義理土産には、形の残らない食べ物が持ってこいデス。
わたしの義母は、この市場で30袋位買って、大幅ディスカウントを引き出しました。
現在、観光客激減にともない、観光客向けドライマンゴーを販売しているお店は、ほとんど見かけませんでした。
このお店も、在庫一掃投げ売り状態です。コロナ禍後の為に、投げ売り価格を覚えておくと価格交渉に役立つかもしれません。
こんなモノも売ってました
結婚式の際に配る小物入れでしょうか?
近々結婚式を挙げる、親戚や友人に買っていけば、喜ばれるかも??
買ったけどライターがないので試していませんが、この線香?に火をつけると中から数字が出てくるとか。
それを参考に宝クジの番号を選ぶのだそうです。
Hot Water Bag.
お腹が冷えた時、お湯を入れてお腹を温めるそうです。
ヘアーバンド・輪ゴムもカラフル。
わたしが必ず行くお店
1店はバラマキ土産のタイパンツ最安値店。(わたしの知る限り)
もう1店は、自分土産用の骨董品店です。
タイパンツ最安値店
タイパンツの大体の相場が100バーツの中、このオバチャンのお店は85バーツです。
さすがにこのお店では、タイパンツを10本買っても値切れません。
場所は、Section 8 Soi 17/5
骨董品店
ここは、趣味と値切りを楽しむお店です。
タイの古いナイフや古銭、銀製品?を買います。
本物かニセモノかを見抜く目などないので、買い物(値切り)を楽しみます。
タイの友人が言う通り「売る方も、買う方もハッピーなら、それが一番」です。
場所は、Section 25 Soi 2/7
おわりに
とても広い市場なので、全てを紹介出来ません。
古本、(日本でも着れる)洋服、観葉植物や食べ物ももちろんあります。
また、機会をみて紹介します。
最後におまけとして「オイオイ」という写真です。
ここのお店1店で、無印良品とユニクロの服が両方買えるみたいです。
便利ですね。(笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
皆さんの買い物の参考になれば嬉しいです。