こんにちは、傳兵衛です。
タイの新型コロナワクチン接種証明が表示できるアプリ「モー・プロム(Mor Prom)」を使って、タイ政府発行の海外渡航のためのワクチン接種証明書(いわゆるワクチンパスポート)の申請と受け取り予約を行いました。
その方法をスクリーンショットを使って、丁寧に説明します。
隔離免除や隔離期間の短縮のために、ぜひ取得しましょう。
追記
この記事を書いた、ワクチンパスポートの交付申請を行った時は、交付場所にノンタブリー県の2ヶ所がありましたが、その後、「バンラック・ワクチン接種・ヘルス・センター(Bangrak Vaccination and Health Centre)」に集約されました。
目次
はじめに
2021年11月現在、ワクチンパスポートの交付を行っている場所は、在タイ日本大使館のHPによればタイ国内4ヶ所の様です。
その内、モー・プロム(Mor Prom)から申請できるのは、ノンタブリー県の2ヶ所です。
逆に言うと、ノンタブリー県の2ヶ所でワクチンパスポート受け取るためには、モープロムからの申請が必要になります。
まだタイの新型コロナワクチンに関するアプリ「モープロム」をインストールしていない方は、下記のブログ記事を参考にして、インストールしてください。
また、今回の申請では、「パスポートの顔写真のページ」と「接種病院発行のワクチン接種記録書」の写真を添付します。
従って、事前にこの写真を撮影しておく必要があります。
もし可能であれば、また手間がかかりますが、写真撮影よりプリンター等でPDFファイルを作成し、それをスクリーンショットで切り取った方がいいと思います。
わたしの場合、パスポートの顔写真のページを撮影すると、光が反射して、上手に撮影できませんでした。
ワクチンパスポート受け取り場所
ノンタブリー県はご存知の通り、バンコク都に隣接する県です。
ワクチンパスポートの交付場所は2ヶ所ありますが、タイ人同僚が言うには、どちらも近い位置にあるそうです。
わたしはこの地理に明るくないのと、交付日が来月なので、まだ実際に訪れていません。
交付日以降に、事務所の様子をブログ記事にする予定です。
ノンタブリー県の交付場所
・観光・旅行医学クリニック・バムラットナラデゥーン研究所
窓口時間:月―土9.00-15.30(日・祝日は休館)
・伝染病管理局・伝染病部門(ビルNo.5 6階)
窓口時間:月・水・金 9:00-15:00(同曜日が祝日の場合は、休館)
なお、バンコク都の「観光・旅行医学クリニック・都市部疾病予防管理研究所」はモープロムからの申請・交付予約は受け付けていません。
チェンマイ県については、情報がありませんが、アプリを見る限り、モープロムからの申請・交付予約は受け付けていない様です。
交付当日持参するもの
交付日に持参するものは、
1)パスポート原本と顔写真のページのコピー
2)接種病院発行のワクチン接種記録書(National COVID-19 Vaccine Certificate)原本とコピー
3)申請料:50バーツ / 1冊
です。
尚、情報によっては、一部の窓口で、「旅券も必要」との記述がありますが、モープロムから申請した場合は不要とのことです。(電話で確認済み)
申請方法
それでは、いよいよ実際のスクリーンショットを使って、申請手順を説明します。
モープロムを起動します。
タイ語のメッセージが表示されることがありますが、これは副反応に関するアンケートに答えるか、の問いなので『 ปิด 』(消す)をタップします。
画面を下方にスクロールさせ、『International Certificate』と言うアイコンをタップします。
すると画面が切り替わるので、『Request for a COVID-19 Vaccination Certificate』の黄色いボタンをタップします。
モープロムに登録してある個人情報が表示されます。
わたしの場合、国籍が「THAI」になっていたので、「JAPAN」に変更しました。
Emailアドレスと携帯電話番号を入力します。
画面をさらに下方にスクロールすると、パスポート情報の欄が出てきます。
パスポートNo.を確認します。
次に、パスポートの有効期限を入力します。
入力欄をタップすると、年が表示されたボックスが出てきます。
年をタップすると、次は月が表示されるので、該当する月をタップします。
その後は、日が表示されるので、同様に該当する日をタップします。
続いて、事前に撮影しておいた「パスポートの顔写真のページ」と「接種病院発行のワクチン接種記録書」の写真を添付します。
それぞれ『ファイルを選択』をタップして、該当するファイルを選択します。
次は接種したワクチンの情報を確認します。
間違いは無いと思いますが、万が一間違いがあれば欄下のボックスをタップします。
すると、メッセージが表示されます。「ตกลง」(同意) をタップします。
そして間違っている箇所の説明や、それを証明する文章などを添付します。
ややこしくなるので、ワクチン接種を受け、ワクチン接種記録書をもらったら、その場で内容をよく確認することです。
万が一、間違いがあったらその場で修正してもらいましょう。
同僚の駐在員は、なんと名前を間違えて登録されていました。
ワクチンパスポートの交付方法ですが、現在は「Self pickup」以外はグレーアウトになっており選択不可です。
『Self pickup』をタップすると、どちらの窓口で交付を受けるか選択画面が表示されます。
場所はお互い近いそうなので、窓口時間などを考慮して決めます。
カレンダーが表示されるので、今までの入力と同様に、交付を希望する月、日をタップして、入力して行きます。
現在2021年11月上旬ですが、既に11月と12月上旬は予約でいっぱいの様です。
次にピックアップする時間帯を選びます。
さらに申請料の支払い方法を選ぶのですが、現在は「Cash」以外はグレーアウトになっているので、選択不可です。
『Cash』をタップします。
最後に、入力内容に間違いがないか確認して、誓約のボックスをタップします。
さらに『Confirm』ボタンをタップします。
「Save Success」と表示されたら申請完了です。
「ตกลง」(同意) をタップします。
念のため、「View Booking Information / Status Tracking』ボタンをタップします。
予約した日時、ピックアップ場所などの情報と「Status」を確認します。
下方にスクロールすると、当日の持ち物が英語で表示されています。
おわりに
申請自体はそれ程手間どりませんが、日付入力の際のカレンダーが消えてしまうことがあります。
それは、カレンダー以外のところに指が触れてしまった為で、もう一度日付入力の1つ前の項目に戻り、やり直しになります。
ご参考までに、在タイ日本国大使館のワクチンパスポートに関するHPへのリンクは、こちらから。
この情報がみなさんのお役に立てれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。