こんにちは、傳兵衛です。
タイはフルーツの種類も多く、日本ではなかなか食べれないフルーツに出会うこともしばしば。
しかも美味しいフルーツが手頃なお値段で食べれるのもタイの魅力です。
今回は、フルーツ食べ放題、特にドリアン食べ放題のフルーツ園を紹介します。
目次
はじめに
今回訪れたフルーツ園は、チョンブリ県シラチャ から車で1時間半、ラヨーン県にあるフルーツ、特にフルーツの王様 ドリアン も食べ放題の天国の様な観光果樹園です。
住所: 3143, Nong Lalok, Ban Khai District, Rayong 21120 Thailand
営業時間: 08:00 〜 17:00 (定休日なし)
入場料 : 690バーツ (フルーツ食べ放題込み)
アクセス:チョンブリ県シラチャから車で1時間半
電話: +66 81 588 1519
過去に1度訪れていますが、その時はコロナ禍前で、中国人観光客の団体ツアーで大混雑でした。
正直、今なら空いていると思い行きましたが、思いのほかタイ人観光客が多かったです。さすが、いまがフルーツ、特にドリアンの旬だからでしょうか?
入場券は同僚のタイスタッフが事前にネット購入してくれましたが、前回に比べてちょっと値上がりしている様でした。
フルーツ園到着
いよいよ看板が見えて来ました。
入口でフルーツ人形たちがお出迎えです。
チケット売り場は、このモニュメントの左奥にあります。
ここのオーナーは中華系タイ人でしょうか、トロピカルな雰囲気と縁起物の提灯のミスマッチがスゴイです。
お目当のフルーツバフェは、この建物ではありません。
イスとテーブルがありますが、トラムで移動します。
乗車時に入場券の確認があります。タダ食い防止の為でしょう。
果樹園内を観光します。
ドライバーが説明してくれますが、当然タイ語なので良くわかりません。
ドライバーも、お客さんのお目当は「フルーツ食べ放題」とわかっているのか、結構スピードを出して回ります。
果樹園内走行時に枝が体にあたるので、注意が必要です。
わたしは、真ん中の席でしたが、正解でした。
フルーツ食べ放題会場
いよいよフルーツ食べ放題会場に到着です。
結構混んでいますが、運よく大きなテーブルを確保することが出来ました。
参加者全員で同じテーブルでフルーツ食べ放題を楽しみました。
あちこちにこの掲示があります。
タイの他の食べ放題レストラン同様のルールです。
時間制限はありませんが、食べ物を残したら1,000バーツ/Kg の罰金を取るそうです。
しかし、タイ人スタッフ曰く、「ゴミ箱があるから大丈夫、問題ない」とニッコリ。
これもタイの魅力です。
ドリアンをはじめとするフルーツは、こちら側に並んでいます。
皆さんのお目当は、なんと言ってもドリアン ( トゥリアン ทุเรียน )です。(以降もカッコ内はタイ語です)
ラップがかかっているので、指で実を押して、熟し具合を確認します。
わたしも1皿頂きました。
とても美味しかったので、もう1皿取って来ました。
初めてドリアンを食べたのはタイに来てからですが、その時は全く美味しいとは思いませんでした。
今も美味しいと思う前に、なぜか妙に食べたくなります。習慣性があるのでしょうか?
日本人駐在員の最多は5皿、タイスタッフの最多は7皿でした。
麻薬成分が含まれているのか、中毒患者がむさぼる様に食べていました。
もちろん、ドリアン以外のフルーツもあります。
旬によって多少変化する様です。
手前の果物は、ロンコン、奥の赤いのは サラ です。
それでは、この日並んでいたフルーツを紹介します。
まずは、ご存知 パイナップル (サッパロット สับปะรด) です。
これは説明不要と思います。
写真右側は、サラカヤシ ( サラ สละ ) というそうで、タイに来て初めて食べました。
特徴はトゲトゲがあって皮を剥きにくいのと、接着剤のセメダインの様な風味がします。
風味については他の日本人も同じ意見ですが、慣れると美味しいです。
写真左は、ドラゴンフルーツ ( ゲオマンコーン แก้วมังกร ) です。
ドラゴンフルーツは日本でも食べれると思いますが、個人的にはあまり好きではありません。味が感じられなくて・・・
これは ガトーン (กระท้อน)です。英名はサントル とかコットンフルーツとか言われるそうです。
この果物もタイに来て初めて知りました。
皮に近い部分は、酸っぱく少し苦味もあります。中は甘いけど、大きな種があり、ちょっと食べにくいです。
今回は食べなかったけど、空気に触れると酸化してすぐに茶色く変色してしまいます。
パッションフルーツ ( サワロット เสาวรส ) です。
表皮がシワシワになったときが、パッションフルーツの食べ時だとか。
甘みと酸っぱさ、そしてプチプチした食感が楽しめます
そして、ロンコン ( ลองกอง ) です。
龍眼(ラムヤイ)に似ていますが、実の付き方が違います。
ロンコンの方が皮が厚く、中の実もみかんの様に房に分かれています。
甘いですが、酸味は龍眼より若干強いです。
ご存知、スイカ ( テンモー แตงโม ) です。
日本では、進んでは食べないスイカでしたが、タイのスイカは甘くて美味しいです。
朝食時に置いてあれば、必ず食べます。
街で買うことはありませんが、驚きの低価格も魅力的です。
こちらも東南アジアを訪れたことのある方ならご存知、ランブータン ( ンゴ เงาะ ) です。
街中でも、1Kg当たり 35バーツ前後で売られている庶民の果物です。
中の種の皮が果肉にくっ付き、食べ難さはありますが、ライチの様に甘く美味しいです。
フルーツの女王、マンゴスチン ( マンクット มังคุด ) です。
程よい甘みと酸味、とろける食感が大好きです。
あまり大きくなく、皮が柔らかい実を選ぶのが美味しいマンゴスチンを選ぶポイントだそうです。
フルーツだけではありません。
口直しでしょうか、豚と鳥の串焼きもあります。
更に、みんな大好きソーセージや肉団子 ( ルークチン ) もあります。
果樹園内の散策
そして、食後の腹ごなしに、散策に行きました。
小さな子供も楽しめそうです。
人工物ですが、池が綺麗です。
フルーツをお腹いっぱい食べた後は、思い思いの場所でリラックスできます。
園内を散策していると、色々なフルーツが木になっているところを観察出来ます。
タイ人達は子供の頃に見たのでしょう、木になるフルーツを写真に納めていたのは、日本人だけでした。
これはガトーンの木です。
そしてこちらは、ランブータンの木です。
あのドリアンがなっている木も見つけました。
さて、散策が終わったら、先程のフルーツ食べ放題会場に戻ります。
そして、トラムに乗って次のスポットに向かいます。
養蜂場の売店へ
トラムに乗って、次の目的地、養蜂場の売店に向かいます。
もうお腹がいっぱいで、トラムから降りない人も多いです。
真ん中のビン入りハチミツが、確か300バーツだったと思いますが、買い物する人はほとんどいません。
各国の言葉で書かれています。日本語もあります。
よくテレビで見るデモンストレーションです。
花の紹介
観光フルーツ園の中には、少しですが、花も咲いていました。
この花は、Googleレンズによれば、シクンシ(使君子:インドシクンシ)だと思います。
原産国は、インド南部、ミャンマー~ニューギニアだそうで、熱帯・亜熱帯に分布するそうです。
この花の名前は、不明です。Googleレンズでは、トネリコ と出ましたが、ちょっと違う様です。
この花木はタイのあちこちで見ます。
Googleレンズで調べて、ホウオウボク(鳳凰木)だと思います。
熱帯性落葉高木だそうです。
これはご存知、ブーゲンビリアですね。
出発地点に戻る
出発地点に戻りました。
ここにはお土産コーナーもありますが、コロナ禍で海外からの観光客が減ったためか、前回来た時に比べ、品数が減っていたのが残念です。
タイ人観光客は、フルーツのお土産を買っていました。
入場券には、フリードリンクが付いて来ます。
龍眼( ラムヤイ ลำไย )のジュース 「ナムラムヤイ」 です。
作り方を調べると、ラムヤイを皮ごと干した後、炙って果肉を取り出して煮たもの、だそうです。
おわりに
この観光果樹園は2回目の訪問でしたが、一緒に行ったタイスタッフは5回目だそうです。
美味しいレストランの様にリピーターも多く、お勧めの観光スポットです。
ご家族で、または職場の仲間と一緒に、フルーツの食べ放題をお楽しみください。
ここの案内が、タイ国政府観光庁公式HPに載っていました。リンクはこちらから。
但し、入場料は現在のものと異なる様です。ご注意ください。
この情報がみなさんのお役に立てれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。