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【タイの地獄寺】超穴場、こんな驚きのお寺は日本にはない!

更新日:

こんにちは、傳兵衛です。

 

私は現在タイに駐在中です。

だいぶ前にNHKテレビで、「タイの地獄寺」を紹介する番組をみて、チャンスがあったら行って見たい、とずっと思っていました。

 

今回は、タイに数ある地獄寺の中から、自宅から一番近い「ワット・セーンスック」をご紹介します。

 

ロケーションとアクセス

この地獄寺のロケーションは、バンコクからパタヤへ向かう途中のチョンブリ県にあります。バンコクからは高速道路を使って、車で1時間30分程度です。

 

バンセンというタイ人に人気のビーチリゾートの近くですが、知る人ぞ知るお寺らしく、私の自宅からは30分程度ですが、タイ人ドライバーは道に迷っていました。

 

後述のガイドブックにも書かれていますが、バンコクからはタクシーをチャーターするのが一番でしょう。

レンタカーを借りる、というオプションも考えられますが、ハードルが高くなります。

 

Googleマップと、タイ語で地獄寺の名前と住所を書いたものを持参することをお勧めします。

 

ワット・セーンスック(英:Wat Saen Suk/タイ語:แสนสุข เมืองสวรรค์ แดนนรก)

150 ถนน บางแสนสาย 2 ตำบลแสนสุข อำเภอเมืองชลบุรี ชลบุรี 20130

(150 Bang Saen Sai 2 Rd, Saen Suk, Chon Buri District, Chon Buri 20130)

 

地獄めぐり

撮影した写真を基に、地獄寺の紹介をしていきます。

 

今回は地獄寺ということで、一人では心細いので、同僚のK氏に同行してもらいました。

 

いよいよここから中に入ります。

 

入ってすぐ地獄は現れません。

まずは閻魔様が、お裁きをしているところです。

そして、いよいよ地獄の入口です。

 

そして、眼に飛び込んで来たのが、これです。

このお寺の紹介写真は、ほぼ100%この像です。

しかし、ひどい顔です。
タイ人の友人に聞いたところ、生前親に向かって悪い言葉を使った人は、地獄に堕ちた後、舌がこの様に伸びてくるそうです。

 

こちらは、ちょっとコミカルな、頭がエビになった亡者(もうじゃ)です。

 

生きている時に犯した罪によって、頭が色々なものに変えられてしまう様です。
他にも、蛇の頭や象の頭など、色々な頭を持った亡者(もうじゃ)がたくさんいました。

 

このお寺では、家族連れを多く見かけます。
親が子供に、「悪いことすると、地獄に落ちて、こんなひどい目にあうぞ!」と戒めているのでしょう。

 

段々と、エスカレートしていきます。

 

 

トゲのある木に登らされています。本当に痛そうです。

 

なかにはこんな像も。

この像は何なのか?よく分かりません。

 

しかし、注意して像を見ていると、それぞれの像の近くには、タイ語と英語の説明文があるのに気付きました。

 

説明文を読むと、どうやらこのお寺は、子供への戒めだけでなく、大人への戒めもある様です。

 

地獄巡りは1時間もいなかったと思います。
個人的には『もう、お腹いっぱい』という感じでした。

 

地獄の外に出て、池を見て、帰ろうとしたら、こんな場面に出会いました。

最初、おもちゃやフィギアにお祈りしているのか、と思いました。

後日タイ人の友人に聞いたところ、ピー(霊)にお祈りしているところで、周りのおもちゃやフィギアは、望みをかなえてもらったお礼にお供えしたもの。

おもちゃやフィギアにお祈りしているのではない。
そのピー(霊)は胎児だから、おもちゃやフィギアをお供えしている。と教えてくれました。

なかなか興味深いお話です。

 

ガイドブックの紹介

今回、この記事を書くにあたり、Amazonで「タイの地獄寺」を検索してみたところ、次の2つがヒットしました。

 

1冊目は、
かさこ著 タイ地獄寺めぐりガイドブック&写真集〜バンコクから日帰りで行ける8スポットAmazon Services International, Inc. 」 です。

本書では、数ある地獄寺の中から、

・バンコクから日帰りできる
・それなりに地獄のみどころがある
という2点の条件に絞って 数あるタイの地獄寺の中から
8カ所を厳選して紹介します。

とあります。
バンコクから日帰り可能な範囲の地獄寺のガイドブックです。
取材撮影は、2019年3月だそうです。

名前の通り写真中心で、530ページにのぼる電子書籍で、500円とお買い得です。
8ヶ所の地獄寺を見比べて、共通点や相違点を見つけるのも楽しいです。


2冊目は、
椋橋 彩香著 タイの地獄寺 青弓社 (2018/10/16)」 です。

本書は残念ながらまだ購入していません。
タイの住所に送ってもらう事も可能でしょうが、相当割高になりそうなので、一時帰国の際に購入したいと思います。

なぜ購入したいかと言うと、上記「かさこ」さんの写真集の中で、

寺の歴史や立像の意味など詳しく知りたい方は「タイの地獄寺」椋橋彩香著を参考に。

と書かれています。

また、Amazonのレビューでも、異口同音に「読みやすい文章の学術書」と評判です。

私もぜひ購入して、タイ人の地獄観やピー(霊)について勉強してみます。

 

もう1つのお勧めのお寺(おまけ)

実は、この地獄寺の近くに、とても綺麗な中華寺院があります。

お寺の内部には、素晴らしい壁画があるのですが、内部の撮影は禁止なので、写真でお伝え出来ません。仕方ないので、外部の写真を掲載します。

テープ・サティット・プラ・キティ・チャレーン寺
(英:Thep Sathit Phra Kiti Chelern /タイ語:ศาลเจ้าหน่าจาซาไท้จื้อ อ่างศิลา ชลบุรี )

1/13 ซอย หมู่บ้านศิลาวดี 5 ตำบล อ่างศิลา อำเภอเมืองชลบุรี ชลบุรี 20000

1/13 Soi Mu Ban Sila Wadi 5, Ang Sila, Chon Buri District, Chon Buri 20000

 

まとめ

今回は、日本国内では見たことのない驚きの寺院『地獄寺 ワット・セーンスック』をご紹介しました。

地獄寺のコンクリート像はどれも衝撃的で、タイ人の地獄観はこんな感じなのかな、と思うのと同時に、日本人の地獄観についても調べてみたい、と思いました。

更に、仏教国と言われるタイで、ピー(霊)はどんな存在なのか、『クンチャーン・クンペーン物語』とはどんな物語なのか、またいつかご紹介したいと思います。

 

今回ご紹介した2つの寺院は、『地獄寺→中華寺院』の順に回った方が、後味がいいのは確かです。

 

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