こんにちは、傳兵衛です。
私は現在タイに駐在中です。
私が現在タイで使用しているスマホのSIMカードは、タイへ出発前に日本のAmazonで購入したものです。
タイに来る前は、本当に使えるか不安でしたが、現在は快適に使えています。
今回は、自分の経験から、タイや海外でお手元のスマートフォンを使うためのAISのSIMカードを紹介します。
(AISは、日本でいうdocomo, au, softbankのようなタイの大手キャリアです)
目次
注意事項
これから紹介するSIMカードを利用するには、大前提があります。
それは、お手元のスマートフォンが『SIMフリー』化されていること、です。
『SIMフリー』のスマートフォンでないと、このSIMカードは利用出来ません。
シニアの私たちは、手数料は取られますが、自分のスマホのキャリア(docomo, au, softbank)の営業所に行って、SIMフリーの確認・設定をしてもらうのが手っ取り早いです。
たまにこのSIMカードのカスタマーレビュー欄に「全く使えない!」という低評価を見かけますが、『SIMフリー』に加え、下記の注意点を頭に入れておいて下さい。
注意点
・Androidの場合、SIM挿入後、APN設定が必要(iPhoneは原則不要)
・iPhoneでも、格安SIMを使っている場合、APN構成プロファイルの削除が必要
・SIMカードには開通期限(有効期限)があり、その日までに現地で利用開始すること
・開通後も利用可能な有効期限(7日間〜45日間など)がある
(有効期限は延長する事も可能だが、観光目的なら不要か)
・無料通話付きのカードもあるが、基本はデータ通信のみ。(別途チャージすればOK)
購入前・後のポイント
それでは、上記の注意点を考慮しながら、購入前・後のポイントを説明して行きます。
APN設定
Androidの場合、SIM挿入後、APN(Access Point Name)の設定が必要になります。
APNの設定に付いては、下記のブログ記事を参考にして下さい。
基本的にiPhoneは設定不要ですが、『格安SIM』を使っていると、APN構成プロファイルの削除が必要です。
また、帰国したら、元の設定に戻す事も忘れずに。
SIMカードに日本語取扱説明書が付いていれば、設定は簡単です。
タイでべリーモバイル社(キャリアはAISを利用)のSIMカードを使うのであれば、バンコクとシラチャの営業所でサポートが受けられるそうです。
45日間利用可能なSIMカードなので、観光旅行には割高になりますが、不安な人には現地でのサポートという「保険」が付いた同社のSIMを購入するのもいいかも知れません。
SIMカードの開通(有効)期限
SIMカードには、カード自体の有効期限があります。
「この有効期限までに使い始めてください。」という日付のことです。
SIMカードのパッケージ裏面に明記されていますが、通信販売では確認できません。
商品の説明欄に「当在庫の開通期限は2020年9月末です。」などと記載されています。
旅程を確認し、海外での利用開始日(到着日)が有効期限内であることを確認してください。
開通後の有効期限
これは、パッケージ(プラン)の有効期限です。7日間〜45日間などがあります。
これも旅程を確認し、旅行に必要な日数のものを購入してください。
この有効期限は、現地でお金をチャージ(タイではTop upと言います)すれば延長できますが、少しだけハードルが高くなります。
SIMカードを2枚購入して、7日間×2枚=14日間 というのもありだと思います。
注意点は、開通した時点からカウントが始まります。SIMカードによっては日本でも使えるものもありますが、テストのつもりで、旅行前にSIMカードを挿してしまうと、SIMカードを挿入・電源オンから有効期限のカウントダウンがスタートしてしまいます。
無料通話
データ通信が出来れば、インターネットの利用やアプリの利用が出来ます。現地から日本へもLINEなどのアプリを使えば、元気な声を届けることが可能です。
現地で音声通話(電話をかける)を使うケースはないと思いますが、必要であれば100バーツ分の無料通話付き(タイ国内通話、SMS、国際電話など)のカードもあります。そちらを選択してください。
SIMカードの種類(2020年7月現在)
現在、Amazonで購入可能なAISのSIMカード(主なものを抜粋)を一覧表にまとめて見ました。
訪れる国で使えるか、商品説明欄の国名をよく確認して購入してください。
AISアプリの紹介(ご参考)
AISのアプリ『my AIS』が、App Store やPlayストア からダウンロード出来ます。
このアプリを使うことで、SIMカードにチャージして有効期限を延ばしたり、パッケージ(プラン)を変更したりすることが出来ます。
観光目的の旅行では、必要ないと思います。今回は詳しい説明は割愛します。
ちなみに私が現在使っているSIMカードは、タイで利用可能な最安値のものを日本で購入して、タイに来てからパッケージ(プラン)を変更しました。
現在使用中のパッケージは、通信速度6Mbpsでデータ使用量無制限、6ヶ月間1800バーツというものです。
いま住んでいるアパートのネット環境がいま一つなので、このパッケージに替えて、テザリングにも使っています。
下記は、色々なパッケージです。アプリから様々なパッケージが選べます。
まとめ
今回は、『海外SIMカード』について、購入する前後での注意点と、商品の紹介をしました。
海外旅行が趣味という人のお役に立てたら嬉しい限りです。
『海外SIMカード』購入の注意点をおさらいしましょう。
注意点
・『SIMフリー』スマホか確認する。まだであれば『SIMフリー』に設定変更してもらう
・Androidの場合、SIM挿入後、APN設定が必要(iPhoneは原則不要)
・iPhoneでも、格安SIMを使っている場合、APN構成プロファイルの削除が必要
・SIMカードには開通期限(有効期限)があり、その日までに現地で利用開始すること
・開通後も利用可能な有効期限(7日間〜45日間など)がある
・無料通話付きのカードもあるが、基本はデータ通信のみ。
現地での言葉のストレスを減らし、スマホの機能をフルに使って、楽しい海外旅行になることをお祈りいたします。