こんにちは、傳兵衛です。
今回、同僚の日本人駐在員が、タイの運転免許証を取得しました。
2年前にわたしが取得したときは、適性検査とビデオ講習のみでしたが、今回はオンラインテストがあったそうなので、その点を説明します。
今回の情報は、2021年9月現在のコロナ禍のなかでのものです。
目次
必要書類
気になる必要書類は下記の通りです。
デジタルワークパーミットは不可の様で、イミグレ発行の「居住証明書」を持参したそうです。
・日本の運転免許証
・在タイ日本大使館発行の在留届出済証明(英文)および免許証英文翻訳証明
・居住証明書(イミグレ発行)の原本
・パスポートの原本
・健康診断書(前回同様街のクリニックで作成)
・パスポートの顔写真、ビザ、タイ最終入国日のスタンプの各ページのコピー(青ボールペンでサインする)
・申請用紙(運転免許センターにある)
チョンブリー県の運転免許センターは、このコロナ禍のため、新規運転免許証交付受付は1日の上限数が決まっているそうです。
そのため、運転免許証の新規申請には予約が必要です。
念の為、在タイ日本国大使館のタイでの運転免許証に関するWebサイトはこちらから。
土曜日も運転免許センターは開いていますが、くれぐれも予約を忘れずに。
適性検査
運転免許証の新規取得時には適性検査を行いますが、現在はコロナ禍のため、検査項目が絞られています。
適正検査の内容は、信号の色が見分けられるか、反射的にブレーキを適切に踏めるか、の2つの検査だけで、遠近感や視野の広さなど、わたしが2年前に行った他の検査は、やはり行われなかったそうです。
オンライン試験
2019年にわたしが、日本の運転免許証からタイの運転免許証を取得した際には、適正検査の後、1人(多分わたし以外の外国人はいなかった)で、タイ語のビデオ(英語の字幕付き)を1時間弱見て終了。理解度のテストなどありませんでした。
しかし、今回は、1時間のオンライン講習を受講して、しかも、講習前、講習中、講習後にテストがあり、テスト合格の証明書が免許証の申請時に必要になるそうです。
オンライン講習は、自分のスマートフォンを使ったそうです。
電池切れに要注意です。
テストは1回3問が出題され、講習前と講習後のテストは同じ内容だそうです。
テストの中身は「ウィンカーの点滅開始は交差点の何m手前から?」みたいなもので、常識の範囲内の様です。
もし間違えても、合格するまで何度でも繰り返し回答できる(正解に誘導される?)、タイらしいテストの様です。
何語で出題されたのか聞きましたが、多分英語だと思うそうですが、彼のスマホは外国語を自動的に日本語に翻訳するので、元の言語は何か分からないそうです。
尚、このリンクからアクセスし、For Foreigner(外国人向け)から必要事項を記入するそうです。
運転免許証交付申請
無事、適正検査、オンライン講習試験に合格すれば、運転免許証の交付申請です。
詳細は、下記の関連ブログ(運転免許証の更新して分かったこと)を参考にしてください。
おわりに
今回の同僚のケースから、2年前の単にビデオを観るだけの講習から、テスト付きのオンライン講習になったことは、大きな変化点です。
タイ語が読めなくても、一般的な交通ルールを理解していれば合格できる(不正解でも正解が得られるまで何度も回答できる)ので心配にはいりませんが、知っていた方がいいと思い、ブログにしました。
適正検査はそれ程時間は掛かりませんが、オンライン講習と試験に1時間、運転免許証の交付に1時間掛かるので、半日仕事になることを覚悟する必要があります。
この情報がみなさんのお役に立てれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。