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【これで安心】現代版BCLラジオの選び方、お薦め中華ラジオ5選。

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こんにちは、傳兵衛です。

私が学生時代に愛用していたBCLラジオは、ソニー製 THE 11(ICF-1100)というMW、SW、FMの3バンド・トランジスタラジオでした。1970年代前半の話です。
今でもヤフオクなど中古市場では、1万5千円前後で出回っている様です。

 

月日は経って令和の現在、国産BCLラジオは一時の繁栄が嘘の様に絶滅してしまいました。
国産BCLラジオに取って代わり、勢力を伸ばしてきたのが、いわゆる中国製「中華ラジオ」です。

 

むかし愛用していた、BCLラジオがご健全なら、レトロな雰囲気を楽しみながらチューニングダイヤルを回すなんて、最高の楽しみです。羨ましい!

 

しかし、国産BCLラジオの生産が終了した現在では、中華ラジオなしにBCLを始めるのは無理です。
今回はBCLにおすすめの中華ラジオを紹介します。

 

中華ラジオで大丈夫?

以前の中国製ラジオと聞くと、感度は最悪、それどころか初期不良多発の「安かろう悪かろう」というイメージでした。

しかし、最近では中国メーカーの何社かは、欧米メーカーのOEM生産を引き受けており、雑誌レポートによれば、ソニー製ラジオと引けを取らない性能と品質と報告されています。

 

中華ラジオ購入の注意点

中華ラジオの多くの機種は、メモリー機能、録音機能、スリープタイマーなど、とても多くの機能を備えています。

また、世界中の国々に輸出されているらしく、ボタン操作でそれぞれの国の周波数帯やステップ数を切替えます。

つまり、日本語マニュアルが無いと、これらボタン操作が分かりません。ボタンの表示が中国語のもある様ですが、分かり辛いです。

多機能部分は使用しない、と割り切ればいいかも知れませんが、日本語マニュアル付きかどうか、確認して購入することをお勧めします。

 

これも致命的ではありませんが、内臓タイプのリチュウムイオン電池を使用している機種があります。外部電源が使える環境で使用するのであれば問題になりませんが、乾電池だけの長時間利用(災害時など)も考えているのであれば、避けたい機種です。

 

最後に、実際の周波数と表示周波数がズレていた、というレビューがありました。
製品が手元に届いたら、それぞれのバンド(LW, MW, SW, FM)で周波数が分かっている放送局を受信し、表示にズレが無いか確認した方が安心です。

 

従って、購入に際しては、商品の交換や返品に対応しているか、確認しておいた方がいいでしょう。

 

人気の中華ラジオ

いよいよお薦め中華ラジオの紹介です。

と言いつつ、全台を購入して、テストした訳ではありません。いくつかのレビューを参考に、いいなと思うものを選択しました。個別の購入者レビューが参考になります。

最初の1台として購入するとしても、あまりに安いものは、やはり不安です。
「安物買いの銭失い」とならない様に、最低でも5,000円以上、出来れば10,000円前後のものをお薦めします。

・ELPA  ER-C57WR  8,000円前後
私が現在保有している1台です。ポータブルラジオの様な小型機です。購入したときは、もうちょっと安かったと思います。
エアーバンドも受信可能で、プリセットメモリー、オートスキャン機能など多機能、受信感度も良く、電池も長持ちします。ACアダプターは別売りです。

 

・アイワ AR-MD20  8,000円前後
後述のTECSUN社 PL-310ETのOEM。アイワブランドですが、昔のラジカセのアイワが消えた後の新生アイワとなります。本体の表記も日本語で、取扱説明書のレベルも高く、1年保証が付く分、PL-310ETと比べると販売価格は高めです。

 

・XHDATA  D-808  10,000円前後
SSB受信やエアーバンド受信が可能な高機能機。YouTubeでも紹介されています。
感度は非常に良いが、起動までに時間がかかるなど、使い勝手に不満のコメントもあります。

 

・TECSUN  PL-880  30,000円前後
こちらも受信感度が高く、機能面でも優れていると話題の1台です。
携帯型BCLラジオのハイエンド機と言われるだけあって、販売価格も他機種に比べ、少し高めです。音質の豊かさも評判で、大人にお薦めの1台です。

 

・Sangean ATS-909X  50,000円前後
ジョグダイアルが評判で、受信感度、選択度、音質共に問題ありません。
ネットでは3万円弱での購入、というのを見かけますが、現在はプレミアムが付いているのか、5万円前後か、それ以上の価格になっています。
このメーカーは台湾のメーカーで、短波ラジオ以外に素敵な外観のテーブルトップラジオを製造・販売しています。

番外編 SDRソフトウェア受信機

ラジオというより受信機ですが、デジタル化が進みSDR(Software Defined Radio)という分野の製品も増えてきました。PCでコントロールするのですが、操作画面がカッコイイです。いつかは購入したい、と思っています。

こちらもAmazonや楽天市場で購入出来ます。

 

まとめ

  • 中華ラジオは、品質、性能、機能面のどれも大幅に向上しています。
  • 日本語マニュアルは必要です。
  • 私のお薦めの1台は、「TECSUN  PL-880」です。

さあ、ラジオをゲットしたら、BCL再開に向け、次のステップに進みましょう。

 

 

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