損しないためのチャレンジ

【ネット銀行】手数料と金利で損しないための活用術

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こんにちは、傳兵衛です。

皆さんは、ネット銀行に口座をお持ちですか?
普通は、安心感のあるメガバンクを利用して、ATMで記帳して口座管理をしたり、面倒見のいい地方銀行や信用金庫の銀行マンのお世話になっているのではないでしょうか?

今回は、これらとは真逆な、実店舗を持たないネット銀行の魅力を紹介します。

銀行選びのポイント

私も数年前まで、メガバンクのM銀行一本でしたが、ローンを組む可能性も低くなり、最近は用途によって複数のネット銀行を使い分けています。

それぞれのネット銀行の特徴を紹介する前に、私が考える銀行選びのポイントを紹介します。

それは単純です。

銀行選びのポイント

・金利が高いこと(普通預金の金利で200倍の差がある銀行も!)

・手数料が低いこと(振込はもちろんATMでの引出も無料にこだわる)

この2点です。

 

ネット銀行がメガバンクや地方銀行に比べ、この2点で優っているのは、実店舗がなく、人件費や店舗賃料を低く抑えているからです。

実店舗を構える銀行がリストラを発表していますが、これも危機感の表れでしょう。

 

シニアの中には、銀行員に相談したり、会話しながら金融商品を買っている人もいることでしょう。しかし、銀行員の中には、ノルマや成績を伸ばすために、シニアを食いものにしている人もいます。

私の父も、メガバンクの銀行員に外貨預金を勧められ、為替差損で目減りすると、また別の外貨を勧められる。この繰り返しで、大損をしました。

かんぽ生命のケースもそうですが、銀行員はセールスマンです。親身になってくれる前に、ノルマや成績へのプレッシャーが大きいのです。

 

金融商品は購入するときは、自分で勉強して、自分で判断して、自分で購入するしかありません。

実店舗も銀行員も不要です。

もし、どうしていいか分からなければ、購入せず、定期預金や普通預金に入れたままにしておくことです。

 

せっかく貯めたお金を守ることは、お金を増やすことと同じくらい大切なことです。

 

ATMについて

ネット銀行は、実店舗を持たないので、ATMについても他の銀行のものを使わせてもらいます。

 

自宅の近くにあるATMは何銀行のものか、無料で使えるか、これもポイントです。

 

また、外出先で現金が必要になったとき、容易にATMが見つかれば時間の節約に、更に無料で使えればお金の節約にもなります。

そう考えると、全国に数あるゆうちょ銀行」と「セブン銀行」のATMが無料で使えるか、これもポイントの1つです。

 

各ネット銀行の特徴について

それでは、私が利用しているネット銀行の特徴を紹介します。

なお、金利や手数料は今後変更されることが考えられます。各銀行のホームページで確認してください。

 

あおぞら銀行

この銀行と似た名前で、「GMOあおぞらネット銀行」というのがありますが、全く別の銀行です。

あおぞら銀行は、普通預金の金利が0.2%(税引前)と業界トップクラスで、預金をするための銀行です。他行の定期預金の金利より高いです。

 

コンビニでのお金の引出しは手数料がかかりNGですが、ゆうちょ銀行のATMは休日も含め、入出金の手数料が無料です。(夜間は使えないので注意、手数料は記事作成時点のもの)

他行あて振込手数料は預金残高(500万円以上)によって月2回(デビッドカードの利用でプラス1回)が無料になりますが、この銀行は預金のための銀行と考えれば、少しハードルが高い方が好都合かもしれません。

 

この銀行のデビッドカードは、利用金額によって最大1%の還元率でキャッシュバックを受けることができます。1%の還元率を得るには、半年の利用額が60万円以上と、こちらもハードルが少し高いですが、デビッドカードで1%の還元率はなかなかありません。

もっとも私は預金専用銀行として利用しているので、デビッドカードの利用はほとんどありません。

 

楽天銀行

楽天市場でポイントを多く貯めるには、必要な銀行です。

クレジットカードの楽天カードの引き落とし口座にする、楽天証券の口座との入出金の連携を登録する、こうすることで楽天市場での買い物でポイントの倍率が上がります

 

また、私は楽天証券も利用していますが、楽天証券側に残高がなくても、無料で、しかもリアルタイムに、楽天銀行から送金が行われ、とても便利です。

この連携を「マネーブリッジ」といいますが、これで楽天銀行側の金利が5倍の0.10%にアップします。

 

ATMは多くの銀行やコンビニで利用可能ですが、基本的に有料です。しかし、口座残高や取引件数によって、ステージ(ハッピープログラム)が決まり、ステージによって最高月7回までATM手数料が無料になります。(手数料は記事作成時点のもの)

他行あて振込手数料ですが、こちらもステージによりますが、最高月3回まで無料になります。

私は駐車場代の振込を、毎月決まった日に実行する様に登録してあります。「毎月おまかせ振込予約」と言います。こうすることによって、振込処理を忘れることなく、駐車場代を毎月自動的に振込んでくれるので、助かります。

 

また、ゆうちょ銀行に限りますが、事前に登録しておけば、ゆうちょ銀行からの入金は、何回でも振込手数料が無料になるサービスがあります。もちろん、他行あて無料振込にはカウントされません。

 

auじぶん銀行

この銀行は、振込用の銀行です。

ステージ(じぶんプラス)にもよりますが、他行あて振込の手数料がなんと最大月15回まで無料になります。一つ下のステージでも、月8回まで無料です。

更に、三菱UFJ銀行とは入金・出金とも双方向で振込手数料が無料になります。

ネットオークションや振込を頻繁に行う人には、お得な銀行だと思います。

 

また、ATMでの引出し手数料も、最大月11回まで無料になります。

こちらも、一つ下のステージでも、月8回まで無料ですから、他のネット銀行に比べてもお得だと思います。(手数料は記事作成時点のもの)

金利面ではテクニックが必要です。普通預金金利は0.001%とメガバンクと同じです。
しかし、auカブコム証券に口座を開設して、連動させると、金利は0.10%と100倍アップします。証券取引をしなくても、口座を開設して連動させた方がお得です。

 

まとめ

今回は、現在私が利用しているネット銀行に絞って、メリットを紹介しました。
メガバンクの口座から、すでに半分以上の資産をネット銀行の口座に移しました。これからも定期預金の満期に合わせ、移し替えていく予定です。

どこのネット銀行も基本的に、スマホアプリかパソコンを使っての利用になります。
当然ながら、通帳はありません「通帳に記帳する」にこだわりのある人にネット銀行は向いていません。

 

皆さんの銀行の使い方や、環境によっては、他のネット銀行の方がお得なケースもあるかもしれません。

また今回は割愛しましたが、各ネット銀行とも、特徴のある商品を出しています。

ぜひ、ご自分のライフスタイルに合ったネット銀行を探し、高金利で、低手数料な快適な生活を送ってください。

 

参考書の紹介

 

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