こんにちは、傳兵衛です。
わたしは、BCL用室内アンテナとして、AIRSPY社製(正規代理店AOR社)の『YouLoop HFループアンテナ』を愛用しています。
しかし、このアンテナをどう円形を保ちながら設置するか、ずっと悩んでいました。
そんな時、SNS仲間から『フラフープ』の利用を紹介してもらったので、早速製作してみました。
低価格で、超簡単に制作できたので、今回はこの『YouLoopを使用したフラフープアンテナの製作』を紹介します。
目次
はじめに
今回ベースになっているAIRSPY社製『YouLoop HFループアンテナ』には硬い電線(同軸ケーブル)が使われているとはいえ、その形状をまん丸に保つのは至難の業です。
ハンガーや添え木を使ったりしましたが、上手くいきません。
そんな時に、SNS仲間がフラフープを活用していると聞き、早速製作してみることにしました。
フラフープをAmazonで検索すると、色々な価格帯のものがありますが、今回は子供用のもで、直径が65cmのもの(YouLoopアンテナの直径は67cm)が500円以下で売られていたのでそれを利用しました。
低価格で、設置場所を選ばず、指向性の向きまで変えられる『フラフープアンテナ』に大変満足しています。
必要な部品
必要な部品とは大げさですが、必要なものは以下の通りです。
・YouLoop HFループアンテナ(AIRSPY社製)
日本の正規代理店 株式会社エーオーアール のサイトから購入できます。
Amazonにも類似のアンテナが出ていますが、わたしは AOR Direct から購入しました。リンクはこちら。
・フラフープ(直径65cm)
・結束バンド
以上です。他に、設置用としてS型金具を2個購入しました。
写真の結束バンドは、家にあったものを使用したので全長150mmですが、もっと短いものでも大丈夫でしょう。
フラフープはAmazonで、これを購入しました。
低価格で、直径もアンテナとほぼ同じで、いいものが見つかりました。
今回、結束バンドは、家にあったものを使用しましたが、購入するなら園芸用の結束バンドが安い様です。
フラフープは、太いところとくびれたところがありますが、くびれたところの径は65mmなので、100mmの結束バンドで十分だと思います。
製作
まず、フラフープを組み立てます。
パーツを差し込んでいくだけなので、あっという間に完成です。
色の順番はご自由に!
次は、YouLoop HFループアンテナ を組み立てます。
短い同軸ケーブル2本でループを作り、長い同軸ケーブルでアンテナと受信機をつなぎます。
こちらも、あっという間に完成です。
最後に、フラフープとYouLoopアンテナを合体させます。
繰り返しになりますが、直径は、若干ですがYouLoopアンテナの方が大きいです。
結束バンドを使って、フラフープとYouLoopアンテナを合体させます。
前述の通り、直径が フラフープ < YouLoopアンテナ なので、わたしは上部のボックス(位相インバーター)をフラフープの外側に付けました。
しかし、今思えば、下部のボックス(T字型バラン)をフラフープの外側に付けた方が見栄えが良かったかもしれません。
適当な間隔で、結束バンドで、フラフープとYouLoopアンテナを合体していきます。
完成です。
100円ショップで売っているS字金具を使って、カーテンレールから吊るしてみました。
おわりに
今回のフラフープアンテナの特徴は、YouLoop HFループアンテナ を除けば、なにしろ低価格で製作できること。
加えて、超簡単で、短時間で製作できることです。
さらに、YouLoopアンテナの円形がしっかり保持できるので、簡単にYouLoopアンテナの向きを変えることが出来ます。
YouLoopアンテナは平面方向に指向性があるので、窓方向に指向性を出すには、下の写真の様に設置することになります。
さらに、収納?も簡単で、家族の理解も得られやすい(カナ?)、と思います。
いかがでしたか?
低価格、短時間に製作できて、今までの形状保持の悩みを解消してくれる フラフープアンテナ をあなたも製作してみませんか?
今回の記事が皆さんのお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。