こんにちは、傳兵衛です。
エラワンの滝は、タイ カンチャナブリー県にあるエラワン国立公園内の7つの滝の総称です。
魚が泳いでいるのが陸からも見え、水遊びも可能な人気スポットです。
タイ人観光客はもちろん外国人観光客も多く訪れていました。
今回は、チョンブリー県シラチャから日帰り強行軍でしたが、その美しさを写真いっぱいでご紹介します。
目次
はじめに
エラワンは、インド神話に登場する三つの頭の象のことで、インドラという神様の乗り物だそうです。
タイのお寺でも、頭が三つある象の像を見たことがある人もいるでしょう。
公園内のあちこちにこのエラワンを描いた看板があります。
エラワンの滝への行き方は、詳しく説明されているブログがあるので、そちらに譲ります。
わたしたちは、チョンブリー県シラチャから、タイスタッフのミニバンで休憩時間を入れて片道4時間30分かけて行きました。
要所要所に英語で「 Erawan Waterfalls 」と表示板が出ているので、迷うことはないと思います。
またスマホのGPSを使えば更に確実でしょう。
ただ、公園入口で、この時計台を見たら左折します。
左折すると出てくるこの建物は、その名前の通り食べ物屋さんなので、駐車場に車を止めることなく、建物の左側を直進します。
すると、公園入場料を払うブースがあります。
これもお約束ですが、外国人料金があり、1人300バーツです。
車も駐車場代が数十バーツ取られます。(料金はタイスタッフが払ったので不明です)
ブースの中に女性が3名、外に男性が1名・・・ちょっと多くない?と思ったのは職業病でしょうか?
先に進むと、なんとチケットのチェックポイントがありました。(この時は係員は不在でした)
有料駐車場だけあって広々しており、しっかり舗装もされています。
駐車場の周りには、お土産屋さん兼軽食レストランがありました。
結構、高めみたいです。エラワンの滝近くの売店のお弁当は30バーツで、安かったです。(2022年11月現在)
ちょっと汚い看板ですが、駐車場の周りにはトイレもたくさんあります。
こちらは、先述のトイレマップの「②男性トイレ」です。
このビジターセンターを通って、エラワンの滝に向かいます。
ビジターセンターに入ってすぐのところに、7つの滝と写真とマップがありました。
滝のマップの横にはなぜか「洞窟(CAVE)」がありました。
入口が狭いので、子供向けかも知れません。
しかし、照明が故障中なのか、中は真っ暗で怖かったです。
安全確保のため、スマホの懐中電灯機能を使いました。
ビジターセンターを出て、滝に向かいます。
ここで選択肢が2つです。
歩いて行くか?
カートに乗って行くか?
大人1人30バーツだったので、わたしは迷わずカートを選びました。
カートの終点です。
移動距離は500m位だと思います。
行きは下り坂が多く、帰りは上り坂が多かったと思います。
ちなみに30バーツは片道料金です。
滝壺で泳ぐことも可能ですが、ライフジャケットが必要です。
大丈夫です。ライフジャケットも貸してくれます。
2時間20バーツです。
カートの終点には、喫煙所もあります。
森の中で大丈夫か?と思いましたが、隠れて吸われるよりいいのでしょう。
第1の滝 Hlai Kuen Rang
お待たせしました、エラワン滝の 第1の滝 Hlai Kuen Rang (ไหลคืนรัง:巣に帰る流れ)が見えてきました。
すでに多くの観光客が訪れています。
と言っても、わたしたちが公園に入ったのが午前11時ころなので、当たり前ですね。
第1の滝 の看板です。
水深3mなのでしょうか?ちょっと危険な感じがしますが、ライフジャケットがあれば安全ということでしょう。
近くに寄ったエラワン滝の 第1の滝 Hlai Kuen Rang です。
高低差はありませんが、美しい滝です。
滝壺では、マスの一種でしょうか、魚が泳いでいます。
本当に綺麗な表情をみせる滝だと思います。
第1の滝ということもあり、写真をたくさん撮ってしまいました。
第2の滝 Wang Macha
第2の滝は、第1の滝からほんの少し上流にあるようです。
期待を込めて、坂道を登ります。
第2の滝 Wang Macha (วังมัจฉา:魚の城)です。
こちらも期待通りの美しさです。
第1の滝より高低差もあり、滝壺も広く、プカプカ浮いてリラックスしている人が羨ましかったです。
この日はお猿さんには出会わなかったのですが、餌やり禁止の掲示板がありました。
アルコール、薬物はもちろん、食べ物、飲み物も禁止です。罰金は1000バーツです。
さあ、第3の滝を目指します。
子供達も浮き輪を持って、上流の滝を目指します。
第3の滝 Pha Numtok
第3の滝も少し上にあるようです。
えっ!これか⁉ と思いましたが、これは第3の滝ではないようです。
第3の滝は、登山道から少しだけ外れます。
第3の滝 Pha Numtok (ผาน้ำตก:崖の滝)です。
いままでの滝に比べ、落差の大きな滝です。
そしてここで、同僚たちは、靴を脱いで足を水に入れていました。
すると、大量の ドクターフィッシュ が集まって来て、足の角質をついばんでくれたそうです。
登山道にかかる橋です。
この辺りまで登ってくると、結構汗をかきます。
タオルを忘れずにご持参ください。
「 モン ライ ドライ エバーグリーン フォレスト ネイチャートレイル 」というハイキングコースがあります。
わたしたちは行きませんでしたが、森林浴が楽しめるかもしれません。
看板の英文の一部をGoogle翻訳しました。
モン ライ ドライ エバーグリーン フォレスト ネイチャートレイルの開発は、マハー ワチラロンコン国王陛下の戴冠式の縁起の良い機会のために開発されました。教育とレジャーを目的として一般に公開されているこの 800 メートルのルート サーキットは、所要時間は約 50分です。この短いルートは緩やかな勾配で、年齢や性別を問わず健康な方に適しています。トレイルは一方通行で、第3の滝で終了します。トレイルを歩くと、エラワン ウォーターフォール ブルック沿いの乾燥した常緑樹林について学ぶことができます。
このご夫婦?は日本人の方で、このトレイルから出て来られました。
第4の滝 Oke Nang Phee Sue
第4の滝に向かいます。看板には200m先と少し距離があります。
さらに写真を撮り忘れましたが、その途中に階段があり、結構キツイです。
ちなみに同行のタイ人夫妻は第3の滝で引き返しました。
第4の滝の看板です。
ここまで来ると、汗が噴き出ています。
ここには 第4の滝 Oke Nang Phee Sue (อกนางผีเสื้อ:巨人ナーンピースアの胸)の写真もあります。
綺麗です。
実物です。プロの写真家と技術の差もあるでしょうが、少し水量が少な様です。
滝の名前は、サメット島で見た鬼女の胸という意味だそうです。言われてみればイメージできますね。
今回は気づきませんでしたが、色々な鳥もいる様です。
滝の見学だけでなく、バードウォッチングも楽しいかも知れません。
なんと!第5の滝は450m先です。
この看板を見て、わたしは引き返すことにしました。
駐車場へ
第2の滝 Wang Macha です。
往路では一人の観光客が静かにリラックスしていましたが、復路では多くの観光客でにぎやかでした。
エラワンの滝の水は、ヒスイの様でとても綺麗です。
あまりにも綺麗過ぎて、ちょっと不自然に感じるのはわたしだけでしょうか?
詳細は不明ですが、カンチャナブリ市街地行きのバスの様です。
時刻表がありました。
大体2時間に1本の運行の様です。
昼食のレストラン Ruaen Thara Restaurant
この日の昼食は「 Ruaen Thara Restaurant 」というところで食べました。
遠くにダム湖も見える眺めの良いレストランです。
写真では分かりにくいですが、オープンテラス席を選びました。
色々オーダーしましたが、ビールを飲んでいてもチャーハンが1番に出てくるのは「お約束」です。
次に、ソムタムが出てきて、ビールがすすみます。
トムヤムスープは2種類を注文しました。
ナームコン(濃い水)スタイルと・・・
ナームサーイ(澄んだ水)スタイルです。
ビールのつまみにナムプリック。
この魚料理は同行のタイスタッフのために注文しました。
デザートにアイスクリームです。
パッケージには、リゾートの名前がありました。
おわりに
チョンブリー県シラチャからの日帰り観光は、厳しかったです。
朝6時にシラチャを出発して、エラワンの滝には10時半着、片道4時間半の所要時間です。
エラワンの滝の第1から第4の滝を見学して1時間半。
ゆっくり1時間半かけて昼食を取って、15時にレストラン発。
また4時間半かけてシラチャに戻って来ました。
出来ることなら、エラワンの滝だけでなく、泰緬鉄道関連施設など、近場の他の観光地と合わせて、1泊での観光をお勧めします。
今回、時間(プラス 加齢)の都合で、7つの滝すべてを見ることが出来ず、とても残念でした。
滝の名前を、会社の通訳女史が翻訳してくれました。
行けなかった第5の滝以降の滝の名前は以下の通りです。
・第7の滝 "Phu Pha Erawan"(ภูผาเอราวัณ:エラワンの崖)
・第6の滝 "Dong Prucksa"(ดงพฤกษา:花の村)
・第5の滝 "Buea Mai Long"(เบื่อไม่มี:退屈しない(滝))
いつもの様に、タイ国政府観光庁の公式HPへのリンクは、こちらから。
この情報がみなさんのお役に立てれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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