こんにちは、傳兵衛です。
今回は、会社のタイスタッフも大好き、日本人駐在員も大好きな、タイ式焼肉 ムーガタ または ムーカタ を紹介します。
タイ語では หมูกระทะ で英語では Mu kratha と書くらしいです。私が発音すると「 夕方 」に聞こえるとタイスタッフに笑われます。
発音のちょっと難しい タイ式焼肉 ムーガタはどんな料理なのか、注意点も含め、写真いっぱいで紹介します。
目次
はじめに
タイ料理「ムーガタ」については、焼肉と鍋料理の一石二鳥ハイブリッド型タイ料理 などとよく言われます。
確かに豚肉の焼けるうま味で虜になり、海鮮鍋も同時に楽しめるメリットがあります。
しかし、わたしは1人300バーツ前後で、時間無制限に食べたいものを、食べたいだけ食べれる、そこが一番の魅力だと思います。
事務所の女性陣のあの見事な食べっぷりを見て、お会計がこの値段なら、またおごってあげようと思わせるタイ料理です。
先日、会社の近くのムーガタ レストラン プンガーン海鮮バーベキュービュッフェ でタイスタッフのお誕生日会を開きました。
ムーガタレストランの多くは、煙が出るからなのか、壁のない、こんなスタイルのお店が多いです。
ムーガタの紹介
まずはムーガタ鍋から紹介します。
そもそもムーガタ หมูกระทะ のムーは豚肉、ガタはフライパンだそうです。
鍋の中心部はジンギスカンの様な焼肉用に、周りには下割というかスープが満たされている専用鍋を使います。
用意されているラードを、焼肉部分に丁寧に塗ることからスタートです。
鍋のスープ部分には、野菜やハーブ、そして練物、魚介類を入れ、味を出していきます。
ここで注意点です。
スタートした時は、お腹も減っていて、我慢できず、つい箸を出して食べたくなります。
しかし、ほとんどのムーガタレストランは、炭を使っています。
炭が十分におこっていないと、火力にバラツキがあり、生の豚肉や魚介類を食べてしまい、翌日腹痛になる人がたまにいます。
炭をおこしているコーナーです。
夕方は多くの人が同時に来店するので、炭が十分おきてない七輪が運ばれてくることがあります。
鍋の準備が出来たら、ソムタムやフライドポテトなど、ビールのつまみになる料理を取って来て、肉や魚介類がしっかり火が通るまで待つことをお勧めします。
ただし、ソムタムは自分で調理する必要があります。
フライドポテトやチキンナゲットを馬鹿にせず、1皿用意して、ビールを飲みながら、鍋が出来上がるのを待ちます。
鍋解禁はすぐそこです。
さあ解禁です、焼肉と海鮮鍋を同時にお楽しみください😋
食べるときは、ナムチム น้ำจิ้ม というソースを付けて食べます。
通常2~3種類のナムチムが用意されていて、タイスタッフは肉用、海鮮用などと使い分けていますが、基本的にどれも辛いです。
付ける量を調整するか、お好みのタレを持参することをお勧めします。
ここのお店では、89バーツの追加料金を払えば、追加の七輪と焼き網が利用できます。
今回はやりませんでしたが、日本人駐在員だけで行く時は、日本の醤油や塩を持参して、イカの醤油焼き、エビの塩焼き、などに挑戦しています。
こちらは別のムーガタレストランですが、概ね同じ食材です。
食材の紹介
コロナ禍の時は制約も多かったのですが、いまは完全なビュッフェ(バフェ)スタイルです。
食べたい食材を、自分で取って、テーブルまで運びます。
肉類
何はともあれ、肉が本命です。
豚肉、鶏肉ともに、色々な部位の肉が用意されています。
他のムーガタレストランでは見かけない、骨付きカルビがとても美味しいです。
肉も厚く、食べごたえがあります。
内臓系肉もあります。
欠品していても、直ぐに補充してくれます。
味付き肉もあり、これも美味しいです。
野菜類
日本でもやりたいムーガタですが、ハードルの1つがハーブ類の入手だと思います。
タイに来たばかりの頃は敬遠していましたが、いまは無いとダメです。
エスニックな風味を楽しむには、色々なハーブは必需品です。
魚介類
タイスタッフの大好きな魚介類は、エビの様です。
これを山ほどお皿に盛り、テーブルに運んで来ます。
種類の違うエビもあります。
イカやタコ、貝類も色々あります。
ただ貝類はもちろん、他の食材も食べ過ぎには注意しましょう。
貝に当たって1週間会社を休んだ日本人駐在員が我が社にはいます。
日本(神奈川県)ではあまり見かけない貝類もあります。
カニもありますが、エビ程の人気は無いようです。
その他
練物、キノコ類、ソーセージなどスープの味を引き立てる食材や、麺類も用意されています。
あまり人気はありませんが、炒飯などもあります。
デザート
食後のデザートというより、中休みの口直し的なフルーツやスイーツが沢山あります。
これは、チョンプー ชมพู่『 ローズアップル 』です。
パイナップルやパパイヤなど南国フルーツも食べ放題です。
超人気スイーツは、アイスクリームです。
3回も4回も取りに行く人が多いです。
今回はマンゴーアイスクリームはありませんでしたが、種類は多く、お楽しみの1つです。
ちょっとピンボケで恐縮ですが、たまに見かけるスイーツ ロートチョンシンガポールの様です。
おわりに
いかがでしたか?
これだけの食材が、時間無制限で食べ放題です。
しかもソフトドリンクなら、そちらも飲み放題です。
スープの補充はもちろん、炭の補充も無料で、今回は1名289バーツぽっきりでした。
ちなみにビールはレオ(リオ)が1本70バーツでした。お店によっては先払いのところもあります。
ムーガタを食べた翌日は、昼食も要らない、という人もいます。
しかし、注意点を再確認すると
①火が十分通っているのを確認すること
②美味しいですが、微量の毒があるものもあり、食べすぎに注意しましょう
別の日に、ムーガタ鍋を見つけました。
日本にお土産として持ち帰り、ムーガタパーティを開きたいと思っています。
ムーガタ鍋は、日本でも購入可能です。
似た鍋で、プルコギ鍋はもう少し安い様です。
いつものように、タイ政府観光庁公式ホームページへは、こちらから。
この情報がみなさんのお役に立てれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。