こんにちは、傳兵衛です。
チェンマイに来て、やっとタイ北部料理を食べることが出来ました。
今回は、トゥクトゥクの運転手に紹介してもらったタイ北部料理のレストラン フアン・ペン HUEN PHEN(ペンさんの家)のレポートです。
その後、屋台を巡り、城壁Chiang Mai Gateの周りを少しだけ散歩しました。
目次
はじめに
今夜はチェンマイ最後の夜、明日はシラチャ に戻ります。
今日の夕飯が、タイ北部料理を食べるラストチャンスです。
そこで、ホテルを出たところで客待ちをしていたトゥクトゥクのオジチャンに「美味い地元料理のレストランを知ってるか?」とタイ人同僚に聞いてもらいました。
オジチャンは「いいレストランがある。ちょっと走るが行くか?」と答えました。
わたし達は「よし行こう! スースー」と即断しました。
(会話の部分は、あくまでわたしの想像です。最後の「よし行こう!」は日本語で、スースーはGo Goの意味。ここだけ自信ありです。笑)
なんと、このレストラン フアン・ペン HUEN PHENは、タイ国政府観光庁公式HPに載っていました。行く前に調べておけば良かった・・・
旧市街に位置し、タイ北部の郷土料理が豊富に揃う一軒。店内には地元の工芸品が装飾されていて、異国情緒たっぷり。丸いお膳に並ぶ様々なおかずともち米を合わせて食べるタイ北部ご当地グルメ「カントーク」が人気です。
レストランに到着
レストランはメインの通りから少し中に入ったところにあります。
場所の詳細は、前述のタイ国政府観光庁公式HPを参考にしてください。
レストランの入口はこんな感じです。
お店の看板です。
お店の名前は北の方言でフアンが家、ペンは名前 、つまり「ペンさんの家」と北部出身の事務所の女の子が教えてくれました。
店内は色々な装飾品が置かれています。
お客さんが多く、混んでいたので、多くの写真は撮れませんでしたが、いい雰囲気を出しています。
ちなみに隣のテーブルは日本人二人組でした。
ここは観光客相手のレストランかと思いましたが、地元の方もちょっと着飾って、何かのお祝いに来るレストランの様です。
日本語のメニューはない様ですが、英語と写真が載っているので大丈夫です。
写真右ページの「カントーク」Khantoke というのがタイ北部のご当地料理で、このお店の人気メニューの様です。
「食事をするとき北部では床に座るので、丸いお膳に食べ物を載せた方が食べやすい」と事務所の女の子が教えてくれました。
わたし達はこれがご当地料理とは知らず、今回はオーダーしませんでした。なんたる失態!
わたし達が注文した料理は、これらです。
これは、ナムプリックヌム(緑の大きな唐辛子のディップ)です。
ナムプリックは、ハーブ、唐辛子、にんにくなどをペースト状にしたディップに、温野菜などをつけて食べます。
いつもは生で食べるインゲン豆も、軽く茹でてあります。
こちらは、ナムプリックオーン(トマトとひき肉のディップ)の様です。
タイ人同僚が注文したものを、帰って来てから北部出身の女の子に写真を見せて名前を聞きました。多分あっていると思います。
これは、タム・カヌン(若いジャックフルーツを叩いたもの)という、これもタイ北部料理です。
これはタイ北部料理でもなんでもない、普通のフライドチキンです。
少しは肉も食べたくなって注文しました。
タイ北部料理は、辛いものは少なく、生野菜が多いと思いました。
会社で北部出身の女の子2人に、このレストランや北部料理の写真を見せると、「『ゲーンハンレー』は食べたか?」
「『カウソーイ』は食べなかったのか?」と口を揃えて聞いて来ます。
どうやらこの2つの北部名物料理を食べなかったのが「信じられない!」と言いたげです。
・ゲーンハンレー:辛さを強調したタイカレーとは違い、またココナツミルクも使わないタイ北部の名物「豚肉カレー」
・カウソーイ:ココナッツミルクたっぷりのクリーミーな「揚げカレーラーメン」
タイ北部料理は、野菜ばかりでパンチが効いてないな、と思いましたが、どうやら前菜だけを食べていた様です。
屋台で二次会
このレストランには1時間半も居たでしょうか、もう少し粘っても良かったのですが、多くのお客さんが順番待ちをしていたので、外で飲み直すことにしました。
外に出ると例のトゥクトゥクのオジチャンが待っていました。
歩いて屋台街に行こうと思っていましたが、わたし達が乗れば今日は早仕舞いが出来るのだろうと考え直し、ちょっとの距離でしたがトゥクトゥクに乗って屋台街に向かいました。
北部でも魚はよく食べるらしく、あちこちで売っていました。
オバチャンに勧められましたが、流石にこの大きさは食べきれません。
そんな中、枝豆とゆで落花生を見つけました。
こっちは買い!です。
食紅で赤くした豚肉です。チンデーン(チンは肉、デーンは赤)です。
ビールによく合い、結構美味しかったです。
タイ人同僚も初めて食べる、と言ってました。
写真左のとぐろを巻いたソーセージは、サイウア・ヤーン(サイウアがソーセージ、ヤーンは焼く)です。
タイ国内の柑橘類の産地は、ほとんどがここ北部地方だそうです。
写真の値段は1kgの値段です。
ココナッツの実です。
これを茹でて中身を取り出し、そして実を焼くと香ばしい香りがするそうです。
剣崎スルメ?も買いました。プラームック・ヤーン(イカ焼き)です。
わたしの大好物ですが、このまま食べると日本で食べるものに比べ、うま味が少し薄かったです。
タイ人は焼いて、甘いタレを付けて食べるそうです。
このまま食べる日本人が信じられない、と言う雰囲気です。
わたし達もこんな感じで、屋外で二次会を続けました。
思わず吹き出したのは、このフライドチキン屋さんです。
この店構えを見て『KFC』と間違えて買う人はいないと思いますが・・・
ホテルへ歩いて帰る
酔いも回り、多少歩いても苦にならない、とみんなで歩いてホテルに戻ることにしました。
ホテルのすぐ近くの大通りが、この日は歩行者天国になっていました。
ただ観光客相手のマーケットは、閑散としています。
おわりに
チェンマイ2日目の夜は、1日目よりさらに楽しかったです。
タイ北部料理も食べられたし、屋台での二次会も楽しいものでした。
反省点は、毎回同じですが、もっと事前にガイドブックやネット、人脈を使って情報収集すべきでした。
シラチャ からチェンマイには、何度も行ける距離ではありません。
滞在日数も限られます。
自分が見たいのは何か、何をしたいのか、事前によく調べ、目的を絞っておくべきです。
今回は、タイ人同僚が一緒だったので、行ってから地元の人に聞けばいいや、と安易に考えていました。
しかし、意外と地元の人の方が、観光客より観光地や人気店を知らないケースは多いものです。
だってそこで生活しているのだから・・・
日本でも同じですよね。
もちろん旅のスタイルは人それぞれです。
ブラリ旅が好きな人もいるでしょう。
しかしわたしは欲張りなのか、「ここへ行けば良かった!」とあとでブツブツ言うタイプです。
この情報がみなさんのお役に立てれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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