こんにちは、傳兵衛です。
駐在員生活も3年目に入り、ID替わりに取得した運転免許証(Temporary)の2年間の有効期限を迎えます。そこで、わたしの住むシラチャを所管するチョンブリ県の運転免許センターで、運転免許証の更新を行いました。
目次
はじめに
無事、運転免許証の更新が終わり、上の写真の通り有効期間5年間(2027年の誕生日まで)の本免許証を取得しました。
タイの運転免許証の申請をした時もそうですが、更新の際に気になることは、必要書類は何か、という事です。
タイで生活していると、行政機関への申請書類は、県によって異なったり、事務所によって異なったり、挙げ句の果ては、窓口の担当者によって異なったりします。
今回も、事前にネットで調べた書類を集め、念の為、申請前にタイ人同僚が窓口で確認すると、揃えた書類とは別の書類を要求されたそうです。
今回は、あくまでもチョンブリー県の免許センターでの更新手続きをした、わたしの場合で、コロナ禍の2021年9月時点の情報です。
チョンブリー県免許センターでの免許証更新を考えている方は参考にしてください。
念の為、在タイ日本国大使館のタイでの運転免許証に関するWebサイトはこちらから。
運転免許証更新受付の期間
免許証更新受付期間も、ネットで検索すると、異なる情報が色々出ています。
先述の通り、県によって更新の受付期間が異なるのかも知れません。直接最寄りの免許センターに確認する方が安心です。
初回の更新は運転免許証の発行の日から1年を経過し2年の有効期間までの間 、2回目からは有効期限の前3ヶ月、後1年の間に更新手続きができます。
であったり、
有効期限の3ヶ月前〜有効期限後1年以内ということである。※初回の更新は、有効期限まで。
2年期限→5年期限、5年期限→5年期限共に、
有効期限の3ヶ月前から有効期限1年以内まで
であったり、色々です。(どれも引用元は割愛させていただきます)
わたしの場合は、2021年9月18日が有効期限だったので、ちょっと心配でしたが、9月に入ってから更新準備に入りました。
運転免許証更新に必要な書類
わたしが日本の運転免許証からタイの運転免許証への切替の際は、在タイ日本大使館へ行って、大使館発行の「在留届出済証明(英文)」と「運転免許証抜粋証明(英文)」が必要でした。
その為、チョンブリからバンコクの大使館まで、申請と受領に2往復しました。
今回は、バンコクの日本大使館まで行く必要はありませんでしたが・・・
必要書類は下記の通りです。
・今持っている有効期限切れ間近なタイの運転免許証
・在留届出済証明(英文)または居住証明書(イミグレ発行)の原本
・ワークパーミットの原本(ワークパーミット所持者は居住証明書は不要?)
・パスポートの原本
・健康診断書(前回同様街のクリニックで作成)
・ワークパーミットのコピー(青ボールペンでサインする)
・パスポートの顔写真、ビザ、タイ最終入国日のスタンプの各ページのコピー(青ボールペンでサインする)
・申請用紙(運転免許センターにある)
・申請手数料505バーツ
ワークパーミットがあれば居住証明書は不要との記述もありましたが、結局わたしの場合、イミグレ発行の居住証明が必要でした。
わたしのワークパーミットはデジタルワークパーミットで、紙のものではありません。
あるネット情報では、デジタルWPは受け付けてもらえない(おかしな話ですが)との記述もありました。
在留届出済証明(英文)があれば居住証明書は不要なのでしょうが、バンコクへ行くより、地元のイミグレに行く方が楽なので、タイ人同僚の力を借りて居住証明書を発行してもらいました。申請には顔写真が必要です。
今回は、発行には本人が行く必要も、委任状も必要もありませんでした。
また、居住を証明する部屋代や電気代の領収書も不要でした。
必要なものは、パスポートの原本と顔写真、そして400バーツのみですが、同僚はタイ人が申請しないとダメだろう、と言います。
よく意味が分かりませんが、タイらしい対応です。(観光地のタイ人入場料無料と同じ?)
証明書には、居住している住所はもちろん、年齢やパスポート番号、ビザの情報なども記述されています。
免許証センターに申請に行く
さて、書類が揃ったら、免許センターに行きます。
わたしの場合、イミグレで居住証明書を受領してから行ったので、9時30分頃に着きました。
ラッキーにも駐車場の空きスペースがすぐに見つかり、建物を目指します。
コロナ禍のため、入口では来所の目的を聞かれます。
免許センターは建物の4階です。
2年前はエレベーターが使えましたが、コロナ禍のためか、今回は階段で上ります。
窓口の時間は、8時30分から16時30分までで、最終の受付は15時30分です。
9時30分頃の待合室の様子です。
この時間以降に来る人は非常に少なく、待っている人は段々と少なくなっていきました。
新しい免許証の発行には、約1時間かかりました。
「インフォメーション」はありますが、ピークを過ぎたためか誰もいません。
よく見ると張り紙があり、まずは4番の部屋へ、その後5、6、7、8番の窓口へ行きます。
ここが4番の部屋で、この人が書類の確認をして、不備がなければすぐ隣で適正検査を行います。
免許証の更新時にも適性検査を行いますが、現在はコロナ禍のため、検査項目が絞られていました。
この日は、信号の色が見分けられるか、反射的にブレーキを適切に踏めるか、の2つの検査だけで、遠近感や視野の広さなど2年前には行った他の検査は行われませんでした。
従って、試験を待つ人の列はありませんでした。
適正検査の後は、隣のおじさんから書類を受け取り、部屋を出て5〜8番窓口に行って書類を提出します。
窓口近くで待っていて、名前を呼ばれたら、また書類を受け取り、出納窓口で505バーツを支払います。
その後、1時間近く待たされて、名前を呼ばれたら、指定された窓口に行きます。この際は放送で呼ばれるので、窓口近くに居る必要はありません。前述の待合室は、その人達です。
尚、外国人には英語で放送してくれます。
名前を呼ばれると、免許証の写真撮影です。
撮影後、またブースを出ますが、再度放送されます。今度は10分程度の待ち時間だったと思います。
いよいよ免許証の交付です。
記載事項をもう一度確認して、終わりです。
おわりに
運転免許証の更新にあたり、最初は自分でネット検索を行い、準備して、念の為、タイ人同僚に免許センターで事前確認してもらいました。
そしたら、ネットの情報と若干違いがありました。わたしの理解が間違っていたかもしれませんが、前述の通り、県によって、または事務所によってルールの解釈が違う様です。
可能であれば、免許センターでの事前チェックをお勧めします。
この情報がみなさんのお役に立てれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。