こんにちは、傳兵衛です。
今回は、透き通った綺麗な海の水と白いビーチがありながら、バンコクからタクシーとボートで行けるリゾートアイランド、ラヨーン県沖のサメット島 Koh Samet について、地元ソンテウドライバーに紹介してもらったビーチ&リゾート を紹介します。番外編として、散歩の途中で見つけた美しいコテージについても紹介します。
目次
はじめに
コロナ禍の中、観光や外出は自粛しておりますが、島に渡る前に観光客全員がATK(抗原検査キット Antigen Detection Kit)による新型コロナウイルス感染の検査が義務付けられている、ラヨーン県沖のサメット島 Koh Samet にソンクラーン連休を利用して行って来ました。
わたしの住む タイ シラチャ から車とボートで約2時間(待ち時間除く)という近さにありながら、白い砂浜に透明な水が打ち寄せる素敵なリゾートを紹介します。
ボート乗り場にて
ラヨーン側のボート乗り場です。
小型のボートから大型の乗合船まで、色々なタイプがあります。
おすすめは、小型のモーターボートです。少し割高ですが、お金で時間が買えるなら、さっさと島に渡って観光した方が逆にお得だと思います。
ここの船乗り場には、屋根付きの駐車場があります。
特に駐車料金を請求されなかったので、無料なのでしょう。
今回の目的地は「ナダン桟橋」です。他の港、桟橋の名前もありますが、ATK検査の確認もあり、ナダン桟橋からしか入島出来ないのでは、と推測されます。
ちなみに、バンコクまでのタクシー代は3,000バーツだそうです。
ATK検査は80バーツで、窓口で購入し、自分で鼻に綿棒を差し込み検体を採取します。
事前に家でATK検査をすることも可能で、どちらの場合も、結果をIDと一緒に写真に撮ります。(島で確認されます)
いよいよモーターボートに乗り込みます。(スピードボートと聞いていましたがちょっと違う様です)
当然ですが、購入したチケットは船会社共通のものではないので、他社の船には乗れません。
満席にならないと出発しない、いつものパターンです。
ナダン桟橋が見えて来ました。
上陸すると関門があり、ATK検査の結果を確認している様です。
トラブル発生です。
同僚が持ち込んだ、リアカー?が持ち物チェックに引っかかりました。
どうしても、持ち込むなら5,000バーツを要求されたので、あづける事にしました。(保管料は無料)
荷物の大きさではなくて、形状(車輪付き)がルールに触れた様です。中身は、折りたたみボートです。
もっと大きなスーツケースを引っ張っている外国人もいました。スーツケースなら問題ない様です。
なんとか関門をクリアし、先に進みます。
サメット島は国立公園なので、公園入場料が必要です。外国人は大人200バーツ、小人100バーツです。
ちなみに、タイ人なら大人40バーツ、小人20バーツです。
宿泊した民宿紹介
桟橋を出た広場の銅像です。
これは、タイ人なら誰でも知っている『プラアパイマニー』というタイの代表的古典文学の一場面だそうで、サメット島に限らず、あちこちの島や海岸に同じ様な銅像があるそうです。
この笛を吹いている人がプラアパイマニー王子で、笛の名人だそうです。
笛の音色が余りにも美しいので、聞いている人はみんな寝てしまうそうです。
この続きは後で出てくる「鬼女」のところで簡単に紹介します。
タイのあちこちにある Cafe Amazon もモチロンあります。
反対側には「セブン・イレブン」があり、お菓子やミネラルウォーターを買うのに重宝しました。
島内の交通手段の1つ、ソンテウです。
今回、わたし達は1台をチャーターして、ビーチ&リゾート巡りをしました。
もう1つは、貸しバイクです。
我が社は、クルマやバイクの運転は禁止されているので、借りる手順は分かりませんが、1日300バーツの様です。
ここが、私たちが1泊する民宿感プンプンの「 Sunrise Villas Seaview 」です。
日本人駐在員全員が後ずさりしたのは、部屋の中にベットが1つ。しかもキングサイズには到底及ばないサイズです。
タイスタッフに予約を任せたのが失敗でした。1部屋1,200バーツでしたが、せめてツインベットの部屋にしたかった、と日本人は口を揃えます。
ボディーシャンプーと通常のシャンプー、バスタオルが1枚ずつ付きます。
バスタブはありませんが、ちゃんとお湯の出るシャワーがあります。トイレも付いています。
二部屋がつながったコテージ?です。
写真のタイプは階段が真ん中にありますが、片側に配置されたタイプもあり、他人様の部屋の前を横切る事になります。
海に面した食堂です。
立地はナダン桟橋のすぐ近くで、徒歩5分という感じです。
コテージ?の前は、岩場ですが、水は思いのほか綺麗で、同僚はここで20cm超えの魚を釣りました。
もう少し、リゾートらしい景色を見たい、と言うのが日本人駐在員の正直な意見です。
そこで、初日の午後は、ナダン桟橋前のソンテウ乗り場で、ソンテウを1台チャーターして、ビーチ&リゾート巡りをする事にしました。
昼食でビールを飲み、気が大きくなっていたこともあり、内容を確認せずに乗り込みました。
ただ、2,000バーツと言って来たので、「ディスカウント」と言ったら、1,800バーツになりました。
これで、以下の5ヶ所のビーチとリゾートをまわり、泳いだり、景色を楽しみました。
Ao Pakarang Nimmanoradee Resort
日本語の看板はほぼゼロで、あっても中国語とロシア語です。
英語で書いてあっても、タイ語のアルファベット表記の様です。
ちなみに、Ao は「湾」のことで、タイ語では อ่าว と言うのだと思います。
つまり、ここ Ao Pakarang は パカラン湾 になります。
それでは、パカラン湾 ニマノラディー リゾート Ao Pakarang Nimmanoradee Resort の透き通った水と青い海をお楽しみください。
Ao Wai Samet Ville Resort
サメット島の南から3分の1に位置する ワイ湾 Ao Wai にある サメット ヴィル リゾート ( Samet Ville Resort ) のご紹介です。
まず注意すべき点は、似た様な名前のリゾートがある様です。例えば、Samed Villa Resort など。
「サメット島は、南に行くほど美しい」と言う人もいますが、駐在員のイチ押しは、この ワイ湾 サメット ヴィル リゾートAo Wai Samet Ville Resort に決まりました。
Ao Wong Duean Beach
サメット島の丁度真ん中に位置する、アオ・ウォンドゥアン・ビーチ Ao Wong Duean Beach です。
ここのウリは、青い海と白い砂、そして沖へ突き出た桟橋です。
桟橋があると言うことは、船が着くので、水深が少し深くなっています。
桟橋の先端では、足が底に着かず、よじ登るのに苦労したそうです。
それで、青い綺麗な海が見えるのかも知れません。
Prao Beach Praw Bay Thailand
看板には Praw Bay と書いてありますが、ガイドブックには Prao Beach と書いてあるものもあります。
プラオ湾は、今まで紹介した ビーチ&リゾート とは反対側に位置し、しかもサメット島の北部にあります。
そのせいか、今までのビーチ&リゾートとは、様子が異なります。
砂の色は白ではありませんが、カニなどの小さな生き物が多く生息している様で、子供達には楽しい海岸かも知れません。
Saikeaw Beach
ナダン桟橋から歩いて行ける、そして一番にぎやかなビーチです。
小さな海の家的リゾートや、写真撮影用の小道具を用意したリゾートもあります。
また、波の音を聴きながら、潮風を感じてのタイ古式マッサージ(1時間400バーツ)も、とても気持ち良いものでした。
ただ、わたし達は朝食を食べに来たのですが、どこのレストランも朝10時から(宿泊者は別)の営業でした。
彼女達がマッサージをしてくれました。
全体重をかけた本格的タイ古式マッサージを味わえます。
【Extra】Samed Cliff Resort
このリゾートはソンテウではなく、朝の散歩の目的地です。
前日のサンセットクルーズの際に見つけた、アオノイナ ビーチ Ao Noi Na beach にある サメット クリフ リゾート Samed Cliff Resort です。
サメット島北部の山の麓にあり、よく手入れのされた綺麗なリゾートです。
オプションツアー サンセットクルーズ
これがナダン桟橋の先端にある鬼女・ピースアサムットゥ です。
前述の笛を吹く プラアパイマニー王子 の像は桟橋の手前の広場にあります。
あらすじは、
この鬼女は、海の近くで笛を吹くプラアパイマニー王子に一目惚れして、結婚したいと思います。
そこで美しい女性に変身して、王子を海の底に連れていって一生懸命尽くしたそうです。
二人の間には子供も生まれますが、王子は子供を連れて逃げてしまいます。
怒った鬼女は、元の姿に戻り、怒りをあらわに王子と子供を追いかけて来た彼女の姿を表した像です。
そしてその後どうなったか、ぜひ「プラアパイマニー」で検索してみてください。
この船がクルーズ船です。乗船料は150バーツです。
2階建で、下に食堂があり、軽食とビールを注文出来ます。
暗くなるとイカ釣りが出来ます。多くの人は眺めのいい2階に上がりますが、イカ釣りをするなら最初から1階席をお勧めします。
そして、クルーズの締めくくりは、サイケーオ ビーチで行われるファイヤーショーを沖から見ることです。
ビーチには相当の数の観客の様ですが、クルーズ船からも迫力満点のショーを見ることが出来ました。
朝の散歩で見つけた花々
朝、散歩をしながら、花を見つけては写真に撮りました。
途中、気になるリゾートも写しておきました。
おわりに
如何でしたか?
今回はソンクラーンの連休で訪れましたが、弾丸ツアーにはなりますが、バンコクやシラチャ から週末に行くリゾートとしても射程距離内だと思います。
宿泊施設は、タイスタッフに頼まず、ご自分の目で確かめて予約してくださいね(笑)
いつもの様に、タイ国政府観光庁公式ホームページ、サメット島のサイトへのリンクはこちらから。
この記事が皆さんのお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。